先日、近所の高校生のお子さんのところに、自治体からHPVワクチンのパンフレットが届いたそうです。厚生労働省のホームページにも概要版が収納されています。


ご存知のように、非科学的なワクチン訴訟のため、平成25年に厚生労働省から勧告があり、HPVワクチン接種を積極的に勧奨することが差し控えられることになりました。


HVPワクチンを接種しないがために、毎年 2800名が子宮頸がんで死亡するという衝撃的事実があるにもかかわらず、声の大きい少数者の利益が優先されたという由々しき問題です。


ところが、HVPワクチン接種は中止されたわけではありません。単に積極的に勧奨が控えられていただけとのことです。


そして 8年の時を経た今年になって、HVPワクチン接種の積極的勧奨再開への機運が高まっています。一部の自治体では先行して郵送で周知しています。


ようやくではありますが、ワクチンに対する国民の理解が深まったことが大きな要因だと思います。誰も表立っては言いませんが、新型コロナウイルス感染症の影響がありそうです。


コロナワクチンを熱望する機運が HVPワクチン接種の積極的勧奨再開の原因になれば、皮肉なものですが新型コロナウイルス感染症にも一定の役割があったのかもしれませんね。






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