今週から来週にかけて北海道に滞在しています。夏の日差しがキツイ本州とは異なり、北海道はとても気持ちの良い気候です。
今回は、キャンピングカーをレンタルして北海道1周を実行中です。宿泊先を決めずに回れるのはとても自由なことです。
さて、キャンピングカーで北海道の自然を満喫しているものの、休憩の合間に業務を行っています。これぞまさにワーケーションです。
ワーケーションとは、ワークとバケーションを組み合わせた造語で、観光地やリゾート地で休暇を取りながら働くという過ごし方のことです。
はじめてワーケーションという言葉を聞いたときには、コロナ禍で打撃を受けた旅行業界を助けるための無理矢理感漂う造語だなと思いました。
せっかく休暇を取るのなら遊ぶことに集中しろと言いたいところですね。しかし冷静になって自分を振り返ると、ずいぶん前からワーケーションしていることに気付きました。
最初のスリランカではジープサファリで山奥に滞在しましたが、PCでリモートワークしていました。もう 3年前ですが、こんな山奥で! とちょっとした感動を覚えたものです。
当時は必要に迫られて旅行中にもかかわらずやむを得ず業務を行うという感じでした。ところがクラビに行った頃からストレス感が低下し、昨年の沖縄では生活の一部でした。
そして、今回の北海道ではワーケーションが更に進化しました。非日常の環境で仕事をすることで、普段得られない発想が生まれるという得難い経験をしているのです!
北の大地に落ちる夕日を見ながらビール片手に仕事をしていると、普通ではないアイデアが次々と湧いてきます。これがワーケーションの魔法か...。
私の場合は事業展開での新しい着想ですが、普通の医師であれば論文の構成を練る等のアカデミックな活動などでワーケーションの恩恵を受けられるかもしれません。
北海道での気付きは、必ずメモ帳を手許に置いておくことです。素晴らしいアイデアは泡沫のように形が不安定ですぐに消えてしまいます。
このため後で思い出そうとしても何だっけ? ということになりがちです。非日常空間で生まれたアイデアは消えてしまう前にメモ帳に書き留めてしまいましょう。
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