先日、時間があったのでオペレーティングリースの復習をしていました。オペレーティングリースの主な原資産は、①航空機 ②船舶 ③コンテナ です。
今回は鉄板の①航空機だったのですが、②船舶もそこそこあるようです。ただし、航空業界と異なり、海運は市況業種なので収益性の浮き沈みが激しいです。
興味本位に海運関係の状況を調べると空前の好況であることを知りました。コロナ禍での人手不足の問題も影響して、コンテナ船の運賃市況が高騰しているのです。
上記は日本郵船(9101)の超長期チャートなのですが、コロナ禍以降の株価上昇がハンパ無いことが分かります。2021/8/13時点の株価は8040円です。
ちなみに私も申し訳程度に日本郵船を400株だけ所有しています。2012年に当時としては20年来安値に沈んでいた郵船株を平均株価1747円(投資額 698,996円)で購入しています。
今期の予想配当は700円/株なので現在の株価でも配当利回りは8.7%ありますが、私の場合は今期配当が28万円となり、購入時利回りが 40%を超えていました。
可能性は高くないですが、この空前の好況があと 1年続くと、配当だけで日本郵船が「タダ株」化します。
私が所有しているタダ株は J-REITおよび牛丼関係の株式ですが、今回のような爆発的な好業績にリンクした配当激増によるタダ株化は初めてです。
もちろん海運は市況株なので、高率に来年は株価が下落すると予想しています。このため現時点で100株売却することで、配当を考えるまでもなくタダ株化する選択肢もあります。
しかし、B&Hによる譲渡益課税の先送り、およびピケティの r>g を盲信にしている私は、今回も売却せずに郵船株を所有し続けようと思います。
一般的な株式投資家からすれば「アホなんですか?」という感覚なのでしょうが、今後 20年以内にもう 1回ぐらいは海運業界の超絶好況が到来する確率はあると考えています。
S&P500やTOPIXなどの指数の B&Hと異なり、個別株はいくら日本郵船と言えどもそれなりのプレッシャーはあります。
しかし、たくさんの銘柄に分散投資(ほとんどが20~30年来安値で取得)しているため、仮に日本郵船が倒産して紙切れになっても、他でカバーできると信じています...。
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