ロキソニンやフェブリクなどの処方をするときには、投与日数を考えていました。1シート 10錠なので、フェブリク(10) 1錠 × 84日では 84錠となり 9シート目の半分が余ります。
90日処方とすると 9シートで区切り良くなるので、84日処方よりも 90日処方が望ましいと考えていたのです。外来を考えると週単位で処方する方が良いですが悩ましいところです。
ところが「医師が薬を手放した」ことの弊害かを読んで考え方が変わりました。この記事の要旨は医師が実際の包装形状を知らないため薬のデッドストックが増えるというものです。
記事内では調剤薬局目線で、特に高額で滅多に処方されない薬剤に関してはシート内の薬剤数なども考慮して欲しいという問題を(言外に)提起していました。
これは当然の考えなのですが、逆に安価かつ頻回に処方する薬剤ではシート数に合わせる必要など無いことに気付きました。
ロキソニンやフェブリクでは頻回に処方依頼があるのでデッドストック化するリスクは無いからです。なるほど、頻回に処方する薬剤なら週単位処方で OKなんですね。
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