FIREが流行っています。
しかし実際にアーリーリタイアした経験のある方は多くないのではないでしょうか。


医師でアーリーリタイアした人は希少種と思われます。しかしサロン内でアーリーリタイア経験者がいました! それも複数人...。


一般的には FIREに至る過程がクローズアップされていますが、ゴールの先に何があるのかについては、現実感のある議論がイマイチ盛り上がりません。


しかし、リアルにアーリーリタイア生活を経験した人が語る言葉には意表を突かれることが多かったです。正直言って、想像したことも無い現象が発生するようです。


これらの体験談から、自分がアーリーリタイアするとすれば下記のような症状に悩まされそうな気がしてきました。


  1. 足腰が弱くなる
  2. コミュニケーション障害を患う
  3. 面白みの無い人間になる


アーリーリタイアと言うと何だか毎日ハッピー的な感じを想像しますが、惰性に流されていると簡単に上記のような状況になりそうです...。


特にコミュニケーション障害はすぐに発症して、症状が進行すると人間として魅力をまったく失ってしまいそうです。何だかとても恐ろしい進行性の病みたいですね...。


コワい面だけクローズアップしてしまいましたが、毎日健康的に過ごされている方もいらっしゃるので、要は気持ちの持ちようかもしれません。


私は 2013年ごろに銀行融資の残債<金融資産を達成して実質的に無借金経営になりました。つまり、賃料収入で暮らしても何の心配も無い状況です。


ちまたの FIREの定義程度であれば 2009年には達成しているので、かれこれ 12年間も FIREできるにもかかわらず働き続けていることになります。


しかも起業した 2016年以降は、経済的自由度と反比例するように忙しさが加速していきます。トラブルに見舞われる度に、オレって何やってんだろう? と自問する日々です。


アーリーリタイアしない自分に対してどこか釈然としない気持ちを抱えつつ日々暮らしていましたが、今回のサロン内の議論で目が覚めたような気がしました。


アーリーリタイアも夢のような生活というわけではなさそうです。ある程度は社会との繋がりを保ちつつ、自分のペースで仕事を続けることが充実した人生の秘訣なのでしょう。






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