最近、物価上昇のニュースが続いています。Googleで「値上げ」と検索窓で叩くだけで、値上げのニュースが山のように出てきました。



企業物価指数 原油高で8か月連続上昇 35年8か月ぶりの高さ
ガソリン価格 10週連続値上がり 約7年3か月ぶりの高値水準続く

大手製粉3社 家庭用小麦粉 来年1月上旬から値上げ
砂糖、4年ぶり値上げ 原料高を転嫁
食用油値上げ ことし4回目 原料の取引価格 高止まり続く
キッコーマン しょうゆと豆乳値上げへ 約14年ぶり
輸入肉に異変 5年前1キロ584円→今年1093円 牛丼店は値上げ 焼き肉店は国産PR



短期的な原因は、①世界的な供給不足 ②円安 ですが、ベースにあるのは日本経済弱体化による日本人の購買力低下でしょう。


いくら日本がデフレとは言え、一度上がった物価はなかなか元には戻りません。今年になってさまざなモノが値上げされましたが、基本的には永続する価格と思うべきでしょう。


残念ながら給料が同じペースで上昇する気配はありません。このような状況では生活が苦しくなることは必至に思えます。しかし皆が同じように感じているわけではありません。


たとえばインフレになっても米国人には日本人ほど悲壮感が無いのは、給料や所有している株式・不動産も同じペース(以上)で上昇しているからです。


このことは日本人の一部にも該当します。つまり、株式や不動産を所有している人にとっては、吉野家が並盛を 39円値上げしようが数万倍の含み益を得ているので関係ないのです。


実際、株式投資をしている人ならわかると思いますが、派手に東京や NY市場が上昇した日にはついつい財布のひもが弛んでしまわないでしょうか(笑)。


たとえば1000万円の株式投資をしている場合、4%のインフレによって最低でも 40万円は時価が上昇します。一方、今日の昼に食べた吉野家の並盛の値上げ幅はたった 39円です。


その差は 10000:1なので、牛丼の値上げ幅はほぼ誤差の範囲です。生活全般においてこんな感じなので心理的にもノープロブレムなのです。


このことから学ぶべきことはインフレ時代には現金から物価連動性が高いモノにシフトするべきだということです。いつまでも現金だけにしがみついているのは得策ではありません。


そしてインフレ時代に対応するには国全体の成長しかないでしょう。今回の衆院選挙では分配を主張した野党連合が敗北しました。高齢者優遇政策が敗北するとは意外でした。


一方、成長と改革を主張した日本維新の会が躍進しています。豊かさを取り戻すには歯を食いしばって成長するしかないと思っている日本人がまだ健在であることに安心しました。


私たちが生き残るためには国レベルでの経済成長は必須ですが、構成員である個人レベルの成長の集合体が国です。したがって個人レベルでも成長志向が必要でしょう。


私たちが個人としてやるべきことは、自分の収入アップと物価連動性が高いモノを購入することです。このような行動が国全体の成長につながり、また自分を守る盾になるでしょう。






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