私は超長期逆張り投資家ではありますが、中・短期でのトレードを行うこともあります。この際には順張り戦略を採用しており、多くの株式投資家に近い手法です。


中・短期でのトレードでの利益(パフォーマンス)は下記の数式で決まります。パフォーマンスを最大化することが中・短期トレードの要諦です。



パフォーマンス = 勝率 × (平均利益/平均損失)× 資金回転



いずれの要素もお互いに影響しあいます。例えば1トレードあたりの平均利益/平均損失を向上させようとすると、資金回転は低下することが多いです。


平均利益/平均損失を向上させるには、マーケットから振り落とされないようにする必要があるため、損切りする条件を緩和する必要があります。


必然的に銘柄の保有期間が長くなるため、資金回転は低下してしまいます。このため自分が採用している戦略が上記数式にどのような影響を及ぼすのかを分析することになります。


例えば投資戦略を、直近高値から3%の下落で損切りしていた戦略を、直近高値から6%の下落で損切りする戦略に変更したときの影響を考えてみましょう。


この場合、マーケットから振り落とされる確率が減少して、平均利益/平均損失の幅が大きくなります。一方、資金回転は低下し、勝率に対しては中立です。


現在のマーケットの状況を勘案してどの要素を重視するかを決定し、上記数式で変更の影響をシミュレーションするという思考実験を繰り返すのです。


これまでの実績では、マーケットの上昇時期には損切りの条件をキツくして平均利益/平均損失を抑える戦略が奏功しました。


現在のように市場が凪の状態では、直近高値から6%の下落で損切りする等に条件を緩和して平均利益/平均損失を拡大+資金回転を低下させる戦略の方が利益を出しやすいです。


長期目線では、NY市場では損切り条件を緩和、東京市場では損切り条件を厳しめにすることで利益を出しやすい印象を持っています。ご参考にしていただければ幸いです。





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