師走に入り、例年であればインフルエンザの流行期入りしているのですが、今年も昨年に引き続いて極めて発症数が少ないそうです。





たしかに入院・外来患者さんでも熱発している人をあまり見かけません。本当にインフルエンザ患者さんは少ない印象を抱いています。


おそらく新型コロナウイルス感染症対策がインフルエンザにも奏功しているのでしょう。3密回避はそれなりにウイルス感染症には有効なのかもしれません。


一方、昨年の感染者が少なかったため、社会全体の集団免疫が形成されていない可能性が指摘されています。日本感染症学会が流行リスクがあることを呼びかけるのも頷けます。


これとは別の視点ですが、一般国民の間では医師に対して「また言っているよあの人たち...」といった
狼少年的な視線を注ぐ人が増加していることが気にかかります。



京都大学の西浦氏などを筆頭に、エキセントリックな脅しが注目されたため、医師に対する社会的信用が失墜したことは同業者として看過できない問題と考えています。


発展途上の研究領域だけに立脚したエキセントリックな見解で注目を集める戦略は個人としては正解ですが、医師全体の信用度を棄損するのは勘弁してほしいものです...。





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