早いもので、もう年の瀬です。
2021年の東京株式市場(大納会)も終了したので、今年を振り返ってみたいと思います。


日経225は順調な滑り出しで、2月には30年振りとなる 3万円の大台を一時回復しました。しかしその後は29000円前後で一進一退の展開となります。


米国株がほぼ一本調子で上昇していったのとは対照的でした。株価の明暗を分けたのは世界の主要国間の経済状況の差です。


新型コロナウイルス感染症の感染状況が欧米と比較して圧倒的に軽いにもかかわらず経済が悪い状況は、リーマンショック後の推移を彷彿させます。


溜息の出るような閉塞感が漂いますが、この空気の悪さはどこから出てくるのでしょうか? 私の感覚では過剰なリスク回避思考が原因となっている気がします。


冷静に考えれば極小のリスクであっても、徹底的に潰さないと安心できない人が増加していることは憂うべき状況です...。


さて、ここからは投資振り返りですが、今年は昨年とは打って変わり通常運転(=ほとんど投資せずに市場の動きを傍観している)に近い状況でした。



参考:



株式優待狙い(笑)で地銀株には断続的に投資したものの、2020年2~3月のような激しい投資行動は皆無でした。年間の評価損益は下記のごとくです。


  • 日本株 : +5605万円
  • 外 貨 : +207万円
  • 外国株 : +1418万円
  • 任意組合: -15万円
  • 日本円 : -4468万円
  • 日本株式配当: 718万円(税引き後)
  • 外国株式配当: 249万円(税引き後)


全体では+3714万円でした。キャッシュが大幅に減少したのは不動産を現金買いしたためです。インフレが予想される状況なので、良い物件を都度拾っていこうと思います。


2021年の金融資産投資の成果を検証しましたが、今年は例年どおりつまらない 1年間に逆戻りしてしまいました。まぁ、良い立地の不動産を購入できたので良しとしよう...。


最後にビジネスですが、こちらは順調に業績が伸びています。社会貢献の一環として日経メディカルでの連載も始めたので少しは成長したのかな(笑)。自利利他を信条にしよう。


2021年を振り返りましたが、パンデミックは未だ明けないもののアフターコロナを考えるべき時期に差し掛かっています。2021年も引き続き慎重に事を進めようと思います。






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