あっという間にお正月三が日が終わってしまいました。今日から仕事始めの人も多いとおもいますが、私はまだ北海道に滞在しています。


今年の年越しはトマムの星野リゾートでした。2021年3月はニセコに滞在したのですが、海外資本の多さに驚いたものです。ニセコへの投資で実利を得るのは想像に難くないですね。


しかしニセコに投資するのは日本人では少々ハードルが高い...。その理由はすでに地価が劇的に上昇済みであることと、銀行融資を得ることが難しい点にあります。


通常、銀行融資を利用するには①路線価をベースにした積算価格 ②賃料をベースにした収益還元法 のいずれかで銀行基準をクリアすることが必要です。


ところがニセコはあまりにも地価が上昇してしまったため、①②の基準をクリアできる金融機関が日本には存在しません。つまり銀行目線ではリスクが高過ぎるのです。


このためニセコが熱いことを知っている投資家も、巨額の現金がなければ指をくわえて傍観するしかない状況なのです。外国資本に独占されるのは何とも微妙な気分ですね...。


さてニセコへの現実的投資は難しい状況なら、二匹目のドジョウは居ないのか? ネームバリュー的にニセコに次ぐのゲレンデのひとつにトマムがあります。


トマムならニセコほど上昇していないので投資妙味があるのかも?!そんな下心もあり、期待に胸を躍らせてトマム入りしました。


4か月前の雲海を見に行ったときと比べて、冬のトマムはまったく異なる顔をしていました。雪質は当然良く、ゲレンデへのアクセスは抜群です。


しかし結論的にはニセコのように発展することは無さそうに感じました。その理由は下記のごとくです。


  1. ゲレンデの規模が小さい
  2. 景観がニセコには及ばない
  3. 新たにに開発できる余地に乏しい


①のゲレンデの規模感はニセコに劣後する最大の弱点だと思います。ニセコがシャモニーやバンフに並び称されるのは、ひとえにその規模と雪質の良さです。


一方、トマムは規模が圧倒的に小さいため、たくさんの観光客を呼び寄せることができません。また遊ぶ方の立場でも規模が小さいため飽きがきます。


②の景観においても、ニセコの羊蹄山に匹敵するものがありません。たしかに霧氷テラス(雲海テラス)からの星野リゾートのタワー群の眺めは良いですが羊蹄山には敵いません。


③は投資の観点でトマムがニセコに劣後する最大の要因ですが、ゲレンデ前がすべて星野リゾートに押さえられているため、これ以上開発できる余地が少ないです。


このため海外プレーヤーが参入する余地に乏しく、新たな資金がこのエリアに入ってくる可能性は低そうです。星野リゾートは頑張っているのですがモノカルチャーではいけません。


やはり雑多なプレーヤーが参加できる素地がないとエリアの発展性は望めないと思います。
新千歳空港からのアクセスが良いだけにプレーヤーが排除されているのは残念なことです。


結論的に言うと、トマムはニセコの柳の下の二匹目のドジョウにはならない可能性が高いと考えました。やはりニセコが投資的にも王道だと思います。


日本の金融機関もニセコのすばらしさを再認識して、日本人にもニセコへの投資の扉を開いて欲しいモノですね...。







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