最近、現役医師をいつ頃リタイアするのかという課題について考える時間が増えました。私はこれまで何度かこのことで悩んできましたが、結果的には勤務医を続けています。
何故いつまでも医師を続けているのか? もちろん仕事のやりがいも要因のひとつですが、それだけではありません。おそらく最大の理由は、社会との繋がり維持だと思います。
コロナ禍で社会との繋がりが減少しました。閑散とした観光地に旅行に行きまくったので、一見すると社会との繋がりは保たれているように見えます。
しかし実際には、普段の生活でリアルに接する人が勤務先以外はほぼ無くなってしまいました。コロナ禍前は事業のパートナーや投資家仲間と過ごす機会が多かったのですが...。
しかしコロナ禍でそのようなリアルの出会いはほぼ無くなり、事業はすべてオンラインに置換されました。投資家仲間との飲み会も激減しています。
この状態でリタイアすると精神的に参ってしまいそう...。そのような想いがあるため、現役医師を続けています。
しかし、コロナ禍もそろそろ出口が見えてきました。完全に元通りになるのは少し先になりそうですが、リアルな人との出会いが復活しそうな状況です。
こうなると現在の勤務先に拘る必要が無くなります。たしかに臨床は楽しいモノです。しかし、残された人生の中で「いつもの」仕事を続ける意味を考えなければいけません。
現役医師を続ける理由が、単に「臨床が楽しいから」では、有意義な人生を過ごしているとは言えないと思うのです。
4月以降は少し勤務先の環境が変わります。状況が悪化するわけではありませんが、確実に今までとは違う状況です。そこに居る「楽しさ」は少しずつ減少しそうな予想が立ちます。
楽しさを基準に仕事をしているので、この変化は看過できないと感じています。そうであれば、ボチボチ引き際を考えなければ...。
医局や勤務先には長い間お世話になってきたので不義理はできません。このため、リタイアする場合でも状況が落ち着くまでがんばるつもりです。
しかし、自分にとって最良の選択肢は、現役医師からのリタイアであることを強く感じています。リタイア後に何をするのかを考えながら医師卒業の時期を探ろうと思います。
管理人監修の資産形成マニュアル
管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。
その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。
PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。