突然の狂い咲きが身近に起こる


先日、実父からメールが届きました。この年代の人からメールをもらう機会は、父以外ではありません。フツーに大腿骨近位部骨折や圧迫骨折で入院している人の多い年代です。


メールの内容は、某団体から感謝状が届いた報告でした。きれいな PDFまで添付されています。ふ~ん、こんなものを貰えるんだと思いながら長文メールを読み進めます。


一般的には第一線で働いている人はほぼ皆無であろう世代にもかかわらず、3つの事業を並行して進めているとのことです。


実際に実家に帰った際に見せてもらったことがありますが、あのプロジェクトを進めているのかと頭が痛くなる規模の事業です。


父は私が社会人2年目の時に会社を潰しました。凄まじい金額の負債を抱えての倒産でしたが、ここ数年でようやくきれいな身体になったようです。


実父ながらメンタルがかなり強いようで、倒産後も新しい会社を立ち上げていろいろな事業をやっていましたが、鳴かず飛ばずの時期が延々と続きます。


このため社会人2年目以降はずっと私の収入の方が上でした。ところが 2年前から異変が起きます。なんと父の収入が私を上回ったのです!


2年前の年末に両親に温泉旅行をプレゼントしました。一緒に旅行に行ったのですが、その際に節税の相談を受けて事の真相を知りました。


当初、このヒトが節税ってどんなセコイ金銭感覚だと思っていたのですが、話を聞いていると私を遥かに上回る収入があることに気付きました。本当に儲けているんだ...。


そして昨年も父に負けました。私も結構いい線いっていると思ったのですが、それを上回っていたのです。この年代としては驚異的。人生、何が起きるか分からないものです。



説教メールの内容


さて、実父ながら私以上に元気そうなのですが、メールの後半では意外なメッセージがかかれていました。それは下記のような文言です。



まだまだ35年は働き続けるベシ、人生リタイヤ後の悠々自適の生活等考えないこと。




はっ? それ自分を基準にしていないか?! そもそもそんな年齢まで生きているかもアヤしい...。どうも事業がうまくいくと気が大きくなるようです。


苦笑しながらメールを読み進めると、私の祖父をネタにして商売のコツをポツポツ書いています。何度か聞いたことがありますが、祖父ってこんなことしてたのか。


祖父が一代で築いた会社を父が潰したワケですが、祖父が成り上がった過程を詳細に書いています。要約すると、情報を人よりも早く仕入れたことが成功の要因だったようです。


メール内では何度も情報の重要性を繰り返していました。こんな昔から情報が重要だったとは、なかなか感慨深いものがあります。そして、最後に意外な一文がありました。



ただし、○○(祖父)は、良い発想をするが、組織をつくりが下手で、良き従業員に遭遇出来ず、常に一匹オオカミであった。

○○(私)も情報の重要性、人のまねの出来ないことをする、相違工夫する。チャレンジする。お金は、ついて回る。守銭奴になる必要がない。楽して金をもうけるな。良き組織を作る。




う~ん、今苦しみながら少しずつ前進していることを見透かされたかのようなメールに思わず唸ってしまいました。良き組織を作るか...。至言だな。



まとめ


父から意外なメールを貰ってびっくりしましたが、下手な文章の中には数十年にわたって独立独歩で生きてきた人の知恵があるように感じました。


  • 事業では情報が大事
  • 良き組織を作る


いずれも本質をついていそうです。父は決してお手本にできるような人ではなく、傍目にはハチャメチャな人生を歩んできました。


父のようになってはいけないと、安全・確実そうな医学部に進学したワケですが、気付けば父と同じように事業に取り組んでいました。血は争えないのかもしれませんね。








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