ビジネスチャット導入で見えた病院の真実


勤務医をしている医療機関では、InCircleという LINEもどきのビジネスチャットを導入しています。InCircleは自由度が高いため、さまざま組織で利用可能です。






一方、その自由度の高さゆえに、実際の運用は組織毎で大きく異なります。運用の巧拙が事業効率に直結するのです。


さて、勤務先では業務効率向上のための施策として、すべての連絡を InCircleに収斂させる方針です。このためプラットフォーム上にはすべての情報が上がってきます。


各々の職員は閲覧権限があるので、自分の部署関係しか見ることができません。ところが私はほぼすべてのグループに参加させられているしているので大量の情報に晒されています。



病院では日々大量のトラブルが発生している


これまでは整形外科に関する情報しか入ってきませんでしたが、院内の立場が上がってからは大量の情報がやってきます。


そして、InCircleのために非常に可視化しやすくなっています。眺めていると、よくこれだけ発生するなと思うほど大量のトラブルの洪水です...。


今までは単なる整形外科部長だったので大した情報が入ってきませんでしたが、立場が上がった+ビジネスチャットの効用で、院内発生のあらゆるトラブルを知ることになりました。


病院なので、医療に関するトラブルがメインと思いがちですが、スレッドを眺めていると全然そんなことはありません。むしろ対外的なトラブルも多いです。


事務長はこのような大小のトラブルをどんどん差配しているワケですが、改めて大変な仕事なんだと感じました。こんなの私ではムリだな...。



意外にも取り組み中の事業はうまく運営できていることに気付く


しかしよく考えると、自分が取り組んでいる事業では毎日鬱になるほど大量の情報が押し寄せています。片っ端からやっつけていますが常人では対応できない量かもしれません。


こんなにトラブルが多いのは自分の力量不足なのかもしれないと悩んだ時期もありました。しかし病院のトラブル発生件数に比べると、ほとんど無きに等しいことに気付きました。


もしかして、ダメだと思っていた組織運営は、結構イイ線いっているのかもしれない...。病院の酷さを知ってから、妙に変な自信がついてしまいました(笑)。


なるほど、これが世の中の真実なのかもしれません。もちろん、だからと言って手を抜いて良いわけではありません。しかし組織を運営すると必ずトラブルは発生します。


トラブル発生をゼロにすることなど現実的ではないことを知ったうえで、限りなくゼロにする努力を継続するというのが現実的な組織運営なのかもしれませんね。







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