7月1日に2022年度の路線価が発表されました。
毎年、私は所有物件の路線価を集計しています。


参考: 2021年2020年2019年2018年2017年


2022年度の路線価は 2022年1月1日時点を評価時点としています。2020年から続くコロナ禍もようやく共存が見え始めたので、1年振りに所有物件の路線価が上昇しました。




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上のグラフは主な所有物件の路線価の推移です。上の 7つが現在も所有している物件で、上から8~9は売却済みです。


主力 7物件の成績は、上昇が 5物件で、横ばい 2物件でした。所有物件の上昇率は、それぞれ1.05%、1.33%、1.69%、2.44%、2.86%です。


コロナ禍前と比較するととても控えめな上昇に留まっていますが、実際の不動産マーケットの肌感覚とはやや異なる印象です。リアルな市場はもう少し上昇していそうな感じです。


既に売却していた上から 8番目の物件の下落率は-6.67%とまだ大きかったようです。インバウンド需要の立地はコロナ禍に弱いのでしょう。


一方、路線価の低い 9番目の物件(地方・大都市郊外立地)は、今年もほとんど動きがありませんでした。地方・郊外立地では資産が増えるイメージがどうしても湧きません...。


全国的な路線価推移の分析では、下落幅が小さくなったものの東京都心が 2年連続で下落というのが意外感のあるニュースでした。まだオフィス需要が復調していないのでしょう。


不動産投資を始めて19年目ですが、コロナ禍はあったものの 2013年以降は不動産市場が下落するイメージは無いです。このため不動産購入に対して前向きな気持ちになります。


不動産投資に関しては、やはり立地が良いほど地価上昇率が高く底堅い傾向にあります。所有物件の立地の差で、不動産投資家間でもずいぶん大きな差ができました。


やはり長く不動産投資を継続するのであれば、できるだけ立地の良い物件を購入することが重要でしょう。好立地は入居率も良く、また資産価値向上も期待できるため一石二鳥です。


不動産投資はとにかく立地、立地、立地なので、ライバルたちに負けないように財務的な体力を温存しながら、好立地物件の購入チャンスを狙っていきたいと思います。


市場から強制退場させられない限り、不動産投資のスパンは極めて長いです。毎年 7月1日に所有物件の棚卸を行って状況を客観的に把握しようと思います。






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