Medical Tribuneに興味深い記事がありました。
心血管疾患・がん予防サプリ、また推奨せず USPSTFが勧告を改訂 です。



妊娠していない成人米国民において心血管疾患やがん予防を目的とする、βカロテンまたはビタミンEのサプリメントの摂取は「推奨しない(Grade:D)」、マルチビタミンのサプリメントの摂取は「利益と害を評価するためのエビデンスが不十分である(Grade:I statement)」と結論し、2014年の勧告から変更しない



米国の成人の半数以上が、1カ月間に1種類以上のサプリメントを摂取しているそうです。たしかに米国人って、食べ物のようにサプリメントを流し込んでいるイメージがあります。


日本でも、高齢者をターゲットにした情弱ビジネスが全盛ですが、米国では情弱ビジネスというよりはサプリメントを高額な医療の代替品とみているのかもしれません。


しかし米国予防医学専門委員会(USPSTF)は客観的な評価を行い、2014年に続いて非推奨勧告をしました。このあたりはさすがと言えます。


日本ではサプリメントを一定程度評価する医師も居るようですが、私個人的にはサプリメントは大嫌いです。その理由は情弱ビジネスの典型例だからです。


しかし、大手製薬メーカーを始めとする有名な会社がこぞってサプリメントを販売しているため、表だってサプリメントを批判する勢力が居ないのが残念です。


まぁ健康被害さえ無ければ、単におカネをドブに捨てている行為に過ぎないので、目くじらを立てる必要は無いのかもしれませんが...。







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