インフレと為替が踊っています。
昨夜の NY市場は、インフレの鈍化を受けて大幅上昇で終了しました。
7月のインフレが鈍化したといっても、8月10日に発表の米国消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.5%上昇としています。
たしかに、約40年ぶりの高値だった2022年6月のCPI 9.1%からは鈍化していますが、まだまだ予断を許さないレベルです。
それでも米国株式市場は、FRBが比較的小幅な利上げに軸足を移すのではないかという観測が強まって全面高でした。
そしてこの影響は為替にも影響を及ぼしています。ドル円は 133円台にまで急落しました。米国のCPIの動向に一喜一憂している金融市場です。
さて、私たちが注視するべきは、米国の CPIだけではありません。そこから波及する各種金融資産への影響にこそ、私たちには直接的な影響があります。
代表的なものは株価と金利です。もし本当に CPIが天井を打ったのであれば、米国の金利上昇スピードは緩やかになります。これは日本国債への金利上昇圧力の緩和を意味します。
現時点で日本国債の発行残高は1000億円を軽く超えています。そして YCCのため、既に国債市場が機能を停止して久しいです。
国債市場を日銀が完全掌握すれば、金利上昇を永久に封じ込めることができるため何の問題も無いのはないのか? そのような感覚に陥りがちなのは私だけではないはずです。
しかし現実には、今年の3月以降で観察されたように、国債市場が機能停止して官製相場になっても、為替で調整されることになります。現在の円安相場ですね。
日銀は事実上の国債引受けをしているので国債市場を掌握していますが、国債市場で調整できなくなった金利は、為替市場で実質金利として調整されることになります。
この点で現状に大きな歪が発生しているのですが、私たちとしては座して見ているワケにはいきません。下手すると大惨事に巻き込まれる可能性があるからです。
一方、うまくやれば巨大な資産を形成できる可能性もあります。それは金利、それも変動金利が今後も長期に渡って低位安定する可能性に賭ける方法です。
具体的には巨大なレバレッジをかけて不動産などを購入して、インフレで実質的な負債が減少していくのを待つという戦略です。
現時点では勝率が高そうに見えますが、当然のごとくリスクも巨大なので実践する人は(医師では)少数派ではないでしょうか。
この投資(投機)戦略にもっとも適しているのは、守るべきものの無くて一攫千金を目指す人だからです。
実は、私もコレを実践してみたくてウズウズしています。しかしチキンなので、手堅く、しかもレバレッジをほとんどかけられていません。
逆に実質的無借金なので、やりたいこととやっていることの乖離が激しいです。ブレーキをぶっ壊してアクセル全開の不動産投資家を見ていると、ある意味羨ましいなぁ...。
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