先日、新型コロナウイルス感染症の第4回目ワクチン接種を行いました。個人的には全く接種したくなかったのですが、院内での立場上、接種せざるを得ない状況でした...。
我ながら、同調圧力(?)に屈してしまう典型的日本人だなと苦笑してしまいます。しかし、4回目ワクチンを接種せずに罹患すると、組織統制が崩壊してしまうかもしれません。
そんなダメダメな状況下での4回目接種でしたが、ワクチンそのものは未だに従来型のワクチンです。2年前の武漢株をターゲットにしたワクチンに何の意味があるのでしょうか?
ご存知のように武漢株は流行中のオミクロン株の変異型とは別モノっぽいウイルスです。インフルエンザワクチンでさえ、その年に流行するであろうウイルスがターゲットです。
変異の激しい新型コロナウイルス感染症で、2年前に流行ったウイルスのワクチンを接種する行為にどのような意味があるのか? おそらく誰もが感じている疑問でしょう。
バカげた行為に粛々と従う立場の弱さが嫌ですが、これもサラリーマンの悲哀なのでしょう。たぶん、私のようなサイレントマジョリティが国を間違った方向へ進めるのだろうな。
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