最安値...
これほど心をくすぐる言葉はありません。日経新聞に心躍るニュースがありました。
何でも、新政権が減税を柱とする経済対策を打ち出したことを嫌気して、英ポンドが売られているようです。
英国で通貨安と金利上昇が加速し、金融市場の新たな火種になってきた。ポンドは26日に対ドルでの過去最安値を更新した。トラス政権が減税を柱とする経済対策を打ち出し、財政やインフレの悪化につながる懸念を生んだためだ。英市場の動揺は、世界が直面するインフレ対処の難しさを映す。
対ドル相場で史上最安値を更新して、世界経済の新たな火種になっています。私たちにとっては円安が大問題に思えますが、世界では円ではなく英ポンドが話題が集中しています。
なるほど、通貨安で苦しんでいるのは日本だけではないようです。よく考えると英ポンドだけではなくユーロも通貨安で苦しんでいます。と言うか、米国ドルの独歩高なのでしょう。
そうか、英ポンドは安いんだ! と思って早速英ポンド相場のチェックをしました。目的はもちろん安物買いです。
ところが、見てびっくり。対日本円では全然安くないじゃないですか!!!むしろ、過去10年では最高値圏で推移しています...。
こんな状況では、とても英ポンドなど買えません。たしかに米国ドルは世界の基軸国通貨なので、コモディティはすべて米国ドル建てです。
このため、対米国ドルで最安値になってしまうと、輸入物価が高くなって国内インフレの制御がますますむ難しくなります。このことも英ポンド通貨安の要因のひとつでしょう。
しかし、私の淡い期待は見事に打ち破られてしまいました。日本円の病根の方が数倍ヤバそうなことを再確認しただけです...。
う~ん、世界的にはあまりニュースになりませんが、日本はもしかしたら世界恐慌の引き金を引きかねないと感じました。トリガーはもちろん国債償還の支障です。
対米国ドルで最安値圏の英ポンドが、対日本円では最高値圏という笑えない状況...。日本円はかなり危ない状態のようです。
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