衝撃的なニュースだと思いました。
夢にまで見た(?)インフレがいよいよ現実化しそうです。
「夢にまで見た」とか言うと袋叩きに遭いそうですね。しかし、医師免許以外は何も無かった私にとって、インフレは一発逆転するために最良の環境と考えてきました。
2000年に資産形成を志してから早20年以上経過しますが、デフレの中でもがき苦しんできました。持たざる者が資産形成する際、デフレほど不利な環境はありません。
何故ならゼロから這い上るにはレバレッジの力を借りざるを得ないからです。自分の稼ぐ能力の範囲内しか投資余力が無ければ、いくら医師が高収入といってもたかが知れています。
銀行融資は、持たざる者が一発逆転するための強力なツールです。しかし、この強力なツールも、デフレ環境下ではデメリットの方が大きいです。
デフレ環境下では、借金の重みがどんどん増えます。しかも現金が最も価値の高い環境(=デフレ)で、銀行融資の返済で現金が流出し続けるのは非常に厳しいです。
一方、インフレに転換すると、御法度だった銀行融資が一気にお金を生み出す錬金術の元になります。もちろん何を買うのかにもよりますが、好立地不動産なら間違い無いでしょう。
どんどん価値の下がっていく通貨での返済は、借主に大きな利益をもたらします。時間が立てば経つほど通貨価値が下がるのであれば、借金しまくるしか選択肢がありません。
ここまで自分にとって有利なことばかり妄想してきましたが、本当に想定通りに物事が進むのでしょうか? 私のこれまでの経験では、予想したことは大抵外れています(苦笑)。
しかも、時間が経てば経つほど、当初の計画の精度は悪化の一途を辿り、最後には全く予想しなかった結末を迎えることも多々ありました。
今回のケースでは、平穏無事にインフレが進行して日本円の通貨価値が下落して、めでたしめでたしで終わる...といった安易なハッピーエンドを迎え確率は高くないと思います。
10年ぐらいして振り返ると、日本円の通貨価値は下落している確率が高いでしょう。しかし、そこに至るまでに紆余曲折があるはずです。
現在は円安ですが、円高に振れる可能性があります。更に、金利が予想以上に上昇して、ついに不動産価格や株式が暴落する可能性も低くありません。
「先を読めた!」と感じた時にも、ほとんどの人がその可能性に賭けて全財産突っ込む悪手を打たないのは、世の中何が起こるか分からないと心のどこかで感じているからです。
「よっしゃ、行ける!」と思って有り金すべてを費やした挙句、環境の変化でこれまでの苦労が水の泡に帰すとかは勘弁してほしいですね...。
このように、10年スパンの超長期ではほぼ勝ちを確信している場合でも、そこに至るまでに
たくさんのトラブルが多発して、最後まで生きながらえることができない...。
このような感覚を持ち続けることが、リアルワールドで資産形成を進めるうえで重要ではないでしょうか。少しチキンかもしれませんが、これぐらいが調度良いのかもしれません。
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