私は、毎月月末に所有している金融資産の時価評価を行っています。かれこれ 20年以上続けており、当初の数十倍にまで膨らんでいます。


数字を眺めているのは非常に楽しいですが、最近は円安なのでドルベースでも確認することにしました。すると、2年程度のスパンでは、時価評価が下がっているではないですか!


円換算では〇億円増えていますが、ドル換算では減少しています...。う~ん、通貨の弱い国の悲哀ですね。正直言って、これまで日本円ベースの評価に疑問を感じませんでした。


むしろ、米国ドルは年々価値が下がるクソみたいな通貨だと思っていたぐらいです。ところが、今年に入ってからの急激な円安でこの信念が揺らぎます。


もしかしたら、クソ通貨なのは日本円の方ではないか? という疑念がムクムクと頭をもたげてきたのです。もちろん、私は日本円に対して(短期的には)信頼を寄せています。


しかしドルベースでの時価評価減少を見てしまうと、本当にこれで大丈夫なのかと思ってしまいます。時価評価が減少した最大の理由は、もちろん劇的な円安です。


資産形成では米国ドルを基準として考えるべき、という主張は昔からありました。しかし、日本に暮らしている人間が米国ドルで考えるなんてナンセンスです。


自分の国の通貨が安定しているのであれば、わざわざ感覚の違う外国通貨で考える必要などありません。自国の通貨である日本円が安定している証拠は、延々と続くデフレでした。


デフレが続く限り日本円最強と思っていたのですが、いつの間にか完全にインフレトレンドに変換しています。こうなると、日本円もフツーの通貨と同じとみなす必要アリそうです。


アタマの中を完全に米国ドルに切り替えて投資判断するのは少しハードルが高いです。そのために投資判断を見誤ると話になりません。


しかし、日本円一辺倒の金融資産評価は少し改めた方が良いかもしれません。周りが沈没していることに気付かない可能性もありますから...。






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