インフレが医療機関の経営を直撃しています。
メイン勤務先の経営会議に出席すると、その緊迫感がヒシヒシと伝わっています。


これまでは単なる整形外科部長だったので、自分の科の成績だけ上げればいいや、という安易な考え方でした。しかし、職位が一つ上がったので全体を見渡さざるを得ません。


そうすると見えてくる風景が一変します。整形外科だけが孤軍奮闘しても問題は全然解決しないのです。最大の問題点は、インフレによる固定費の急上昇です。


この数か月で、電気代はもちろんのこと、リース関係、納入物品価格のほぼすべてが劇的に上昇しています。一方、当たり前ですが医業収入は横ばいです。


その結果、真水部分の利益(営業利益)が激減しています。固定費上昇が急激過ぎて、かなり危険な水域に入りつつあります。経営視点で見ると相当ヤバい...。


思わず、私の本業と比べてしまいます。本業の方は完全リモートなので固定費はほとんど不変です。インフレの影響をモロに被るリアルビジネスの苦境が際立っています。


医療機関がこの苦境を脱するには、以下の方策しかありません。

  1. 医業収入を上げる
  2. 固定費を下げる


いずれも極めてハードルが高いです。①医業収入なんて簡単には上がりません。すでに限界まで頑張って達成している数字なので、これ以上伸びしろなんて無いのです。


一方、②固定費削減も難しい。電気代下げろ! 納入物品の価格を下げろ! と言っても、効果無いのは火を見るよりも明らかです。


こうなると人員削減もしくは減給しかないでしょ、となります。いずれも経営者には苦渋の選択です。病院経営トップの心労が思いやられます...。


コロナ禍の補助金が切れる来年は、全国の医療機関にとってひとつの正念場でしょう。さらに間の悪いことに、世間ではコロナ融資の返済が始まります。


景気後退可能性が高い中、医業収入を上げる難易度がさらにアップします。いやぁ、なかなか厳しいですね...。







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