これはフォーブスに興味深い記事がありました。
世界の「ミリオネア」520万人増 米国は今世紀最大の増加幅に です。


クレディ・スイスの年次報告書「グローバル・ウェルス・レポート」2022年版によると、世界のミリオネア(保有資産額が100万ドル以上の富豪)の数は21年、520万人増加し、うち半数近くが米国居住者だった。これは、今世紀に入ってからの国別増加ペースとしては最大だという。


この記事をみて「やはり米国は凄い」「貧富の差が拡大するとはけしからん」「コロナ禍で貧富の差が広がった」という意見や感想は、すべて間違いである可能性が高いと思います。


私がこのように思う理由は、単に米国ドルという通貨の持っている価値が、昔と比べると著しく落ちただけの話だと考えているからです。


たしかに1990年台には、まだミリオネアという言葉の持つ輝きは保たれていたかもしれません。ミリオネアになると、アーリーリタイアも現実味を持ちました。


しかし、米国ドルの減価は著しいです。仮に2021年時点でミリオネアになったとしても、30~40歳台では安心してアーリーリタイアなんて無理だと思います。


たった100万ドルで、その後の長い人生を働かずに生きていくなど到底不可能に思えます。しかも、物価の高い米国では尚更厳しいでしょう。


一方、フォーブスの記事の後半には、残念な記事がありました。私の中では、ちょっとびっくりな内容です。


全ての国でミリオネアの数が増えたわけではない。特に減少幅が大きかったのが日本とイタリアで、それぞれ39万5000人と13万5000人減少した。背景には為替相場の変動があり、日本もイタリアも2021年に自国通貨の対ドル相場が下落していた。



あれあれ・・・? 日本は完全に負け組じゃないですか!コロナ禍で日本でも貧富の差が大きくなったと思われがちですが、どうやらそうではなかったようです。


蓋を開ければ、皆が貧しくなっているという笑えない状況が白日の下に晒されました。皆平等に貧しくなるなんて、まっぴらごめんです。


そんな社会は何の希望もありません。やはり社会を構成する各人が、まずは自助努力して豊かになることが必要でしょう。その集合体が日本という国を力強く再生させるはず...。






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