日米のインフレ率が接近中?!
投資家界隈では、日銀の事実上の利上げの話題で持ち切りです。利上げの原因は金融緩和による弊害是正ですが、そのひとつにインフレがあります。
モゲチェックより転載
上記は日米のインフレ率の推移をグラフ化したものです。感覚的には、米国はすごいインフレで悩んでおり、日本のインフレ率は低位が続いているという認識でした。
ところが、このグラフを見て衝撃を受けました。筆者の恣意的な矢印はあるものの、たしかに日米のインフレ率が接近しつつあるように見えるからです。
しかも、2022/12/23に公表された11月の消費者物価指数は3.8%でした。一方、米国の11月の消費者物価指数は7.1%です。単純比較できないものの、3.3%しか差がありません。
インフレ率に対する私の認識は、大きな修正を迫らされました。1年遅れですが、日本もいよいよ欧米並みのインフレ率になってきたのでしょう。
日本のインフレが本物になる可能性は?
日本のインフレ率が上昇しているのは、円安と資源高と言われています。米国のように人件費や家賃高騰ではないのがポイントです。
人件費や家賃が高騰しないのであれば、円安や資源高が収まればインフレ率が低下することが予想されます。しかし人件費上昇は、2%インフレを推進する日銀の目標です。
このため、このまま人件費だけ上がらないという可能性は低いのではないかと考えています。もちろん企業が利益を上げなければ人経費は上昇しません。
しかし、大企業を中心に空前の好決算に沸く今の状況では、人件費上昇も現実的な可能性と映ります。そうなれば本物のインフレが始まると言えます。
給料の上がらない医師は資産収集を
さて、一般論として人件費が上昇する可能性が出てきましたが、残念ながら医療業界では医師の所得がアップする可能性は低そうです。その理由は「儲かっていない」から。
人件費上昇の要は企業の収益性向上です。すべての源泉は企業が得る収益だからです。しかし、医療業界は国民医療費が予算として決められているため、伸びしろがありません。
つまり、全体のパイが変わらない中で、皆が医療費を取り合いをしているというレッドオーシャンだからです。こうなると、医師の懐事情は厳しくなるのも納得ですね。
所得の大幅な上昇が見込めない私たちは、資産形成を余念なく行う必要があります。何故なら、資産からもたらされる収入が、伸びない給与所得を補うからです。
そして、資産からの所得は青天井です。その気になれば、年収1億円(売り上げではなく手残り)も夢ではありません。そのためにはCFを生み出す資産を収集する必要があります。
CFを生み出す資産は限られています。やはり株式や不動産が王道でしょう。仮想通貨などは譲渡益を生む可能性はあるものの、CFが無いので収集するべき資産ではありません。
CFを生み出す資産を購入するべき時期は、相場が下落している時期です。ペンペン草も生えなくなるほど相場参加者が傷ついた時こそ、勇気をもって買い出動する時期なのです。
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