新型コロナウイルス感染症の第8波が、そろそろピークを越えつつあります。今回はとんでもなく多かったですね。身近な医師もほとんどの人は、これまでに 1度は感染しています。
いよいよ4~5月には 5類に引き下げられる見込みです。このタイミングで日本環境感染学会は医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第5版)を公開しました。
私も一読してみましたが、現場に即した平易な内容でした。というか、ガイドラインに載っていることは、ほぼすべて日常業務にルーチン化されている事実に今更ながら驚きました。
これまで私はガイドラインを読んでいませんでしたが、院内の感染症対策を取り仕切っている医師が、これらの情報を適宜院内に適応してくれていたようです。
これまで、こんな事実にさえ気付きませんでしたが、本当に頭の下がる思いです。不勉強でアホな私たちを導いてくれていることに感謝しかありません...。
そして、今回のガイドラインが公開されたのは2023/1/17ですが、5類引き下げで内容が劇的に変化することが予想されます。
引き下げられてすぐにガイドラインが公開されれば混乱も避けられそうですが、なかなかそういう訳にはいかないでしょう。次回のガイドライン第6版は要注目ですね。
管理人 お勧めの医学書
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