今日は、各方面からお叱りを受けること必至と思われる話題です。結論から申し上げますと「株式市場が調整していると思っている人は負け組確定」という過激な主張です(笑)。
かなりアブナイ主張ですね...。明日から公道を歩けないかもと思いつつ、実践投資家としての率直な意見を述べたいと思います。
テック株以外は絶好調であるという事実
日本株も米国株も冴えない展開が続いています。「表向き」はという条件付きですが。実際、冴えない展開が続いているのは株式市場のごく一部の業界に過ぎません。
具体的にはテック株です。GAFAがダメダメなのは周知の事実ですが、それ以外の業界は過去最高に近い株価水準も珍しくありません。
例えば、資源株もそのひとつでしょう。ウクライナ戦争や米中対立などの地政学的リスク+世界的インフレで手出し無用な水準にまで株価が上昇しています。
2020年4月にスロット感覚で原油ETFで数百万円スッた私ですが、それの10倍ほどの含み益を石油メジャー株などの資源株で頂いています。
日本の地銀株も日銀の YCC終了観測でウハウハです。鉄道株も然り。コロナ禍が過去のものになったため、戻りが激しいです。テック株以外はウハウハな業界だらけなのです。
指数が低迷しているのはテック株指数と化しているから
テック株以外はウハウハなのに、主要な指数が冴えないのは何故でしょうか? 小学生でも分かることですが、その理由はテック株 ≒ 指数だからです。
少し補足すると、株価指数への影響度は時価総額に比例するので、テック株など過大に評価されている値嵩株の影響を強く受けます。株価指数 ≒ テック株指数という恐ろしい事実。
つまり、株価指数に連動している銘柄とは、常に割高な買い物を強制されている
もし、あなたの株式投資の成績がこの1年で冴えないのであれば、これだけ好調な株式市場にもかかわらず、市場に劣後している理由をよく考えてみましょう。
常に割高な買い物となる指数銘柄ってどうなの?
率直に言って、指数なんて買って何が面白いの? と思っています。常に割高な買い物を強制されるとか、貧乏性の私にはちょっと無理です。
指数の取り柄は、倒産しないことぐらいでしょう。しかも、倒産しない代わりに、上場廃止リスクは低くありません。損失を抱えている状態で上場廃止とか最悪過ぎます。
ここまで指数銘柄にネガティブなことを言ったからには、明日から夜道は歩けないかもしれません(笑)。だって、世の中の多くの株式投資家は指数投資家だからです。
株価指数連動型ファンドを持ってさえいればよかった低金利・株高の黄金時代は終わり、バフェット氏のような目利き力が問われる時代に変わった――。多くの投資家はそう考えるようになっている。
上記は、日経新聞の抜粋です。私もその通りだと感じています。しかし、指数銘柄への投資は過去のものという説は、一般にはなかなか受け入れ難いのではないでしょうか。
こんな過激な意見を吐くと、各方面からお叱りを受けること必至と思います。まぁ、私が主張したところで、世の中への影響は少ないでしょうが(笑)。
しかし、せめて同業の医師だけでも、指数銘柄への妄信を解いてほしいと感じています。他人の作った指数ではなく、自らの感性を研ぎ澄ます方が有用ではないでしょうか。
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