数年前まで株主優待投資に懐疑的でした。
しかし、今では株主優待投資も比較的積極的に行っています。


その理由は、自分の株主優待株の投資成績をまとめたことがきっかけでした。当初は「ほ~ら、こんなに成績悪いでしょ!」という結論にするつもりでした。


しかし、意外なほど高パフォーマンスだったのです。こんなに成績良いのであれば、お得な株主優待投資を進めるのも悪くないかも、、、ということで株主優待投資を進めています。


株主優待投資の入り口は銘柄選択


もちろん、株主優待が投資の最優先目的になってしまうと本末転倒です。基本は通常の株式投資と同じ。つまり、含み益+配当の最大化です。


おっ、これ良いなと思った株主優待株も通常の分析を行います。決して株主優待だけで銘柄選択することはありません。


最初のステップは企業の財務状況をBSとPLの両面から分析します。その後は長期的な売り上げトレンドとチャートの分析です。


これらの基本作業をザクっと行ったのちに、残った銘柄で投資可否を検討します。感覚的には銘柄発掘が最も難しいです。いろいろ見るけど、ロクな銘柄が無いというのが第一印象。


株主優待投資の最大のハードルは、やはり銘柄選択に尽きると思います。よく株主優待ランキングみたいなサイトがありますが、あの通りに投資すると負けること必至でしょう。


選んだ銘柄と心中する?!


苦労して銘柄選択すると、次のステージに移行します。このステージはずばり、「その銘柄と心中する」です(笑)。いろいろな方面から分析した結果、すべて合格した銘柄です。


あとは余程のイベントが発生しない限り、その銘柄に大事な自分の資金を託すことになります。ここまでくる銘柄は、数十銘柄にひとつぐらいの感覚です。


それほどまでに厳しい自分なりのスクリーニングを潜り抜けてきた銘柄なので、あとは全幅の信頼を置いて、実際に投資するステージに移行します。


さて、ここで問題になるのは投資するタイミングです。私の株式投資はかなり特殊で、数年~10年に一度程度の株式市場暴落時に大量の資金を一気に投下するスタイルです。


これまで2002年の金融危機、2008年のリーマンショック、2012年の電力危機、2015年の産金株暴落、2016年の欧州銀行株下落、2020年のコロナショックで大人買いしてきました。


平時はほとんど株式投資しない私ですが、株主優待投資だけは別です。おそらく配当落ちがベストタイミングなのでしょうが、そこまで待てないのが私の甘いところなのでしょう。


バイアンドホールドを貫き通せ!


そして、せっかく苦労して買った株式銘柄は、決して売らずに永久保有し続けます。おそらくほとんどの人にとって、ここが最も難しいポイントではないでしょうか。


私は一度購入した株式は余程のことがない限り売却しません。ずーっと保有し続けるのです。長い銘柄では20年以上保有し続けているものがあります。


その代表は吉野家HDでしょう。2002年ごろに購入してから保有し続けています。株価はそれほど上昇していませんが(現時点で154%)、配当+株主優待でタダ株化達成済みです。


最近熱いのは地銀株です。昨今の金利上昇に伴って株価は順調に上昇しています。それ以外にも高い配当利回りと豊富な株主優待(主にカタログ形式)が魅力です。


私はたくさんの投資法人を抱えているので、珠玉の銘柄を複数人で保有しています。このため、地銀株だけでも約100ものカタログが届く予定です。


これだけあると、ふるさと納税に近い量の食料品で家中が溢れかえります。目下の悩みは大量の株主優待の保管場所です。すでに1年ぐらい放置しているモノまであります。


贅沢な悩みですが、これも株主優待株を超長期保有している醍醐味ではないでしょうか。ふるさと納税も良いですが、株主優待投資も悪くないと思います。


尚、ここで挙げた吉野家HDや地銀株は、現在はかなり高い水準にまで株価が上昇しています。私なら現時点でこれらの銘柄に投資しないのでご注意ください。





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