日本株が史上最高値に迫っているそうです。
はっ?何の話なんだという声が聞こえてきそうですね。日経新聞の記事をご紹介します。
米欧の金利上昇がグロース株に強烈な逆風になっている中で、株式市場の脇役に過ぎないバリュー株は、極めて好調です。
世界的にバリュー株優位な状況ですが、その中でも日本のバリュー株のパフォーマンスの良さは光っています。その理由は、日本株にグロース株が少ないことにあります。
グロース株の少なさは日本経済に良くない特徴ですが、リアルな投資環境では日本市場でのバリュー株優位には一定程度は考慮するべきでしょう。
何と言っても、日本市場はバリュー株優位の「バリュー天国」だからです。冒頭の史上最高値に迫る指数とは、MSCIジャパンバリュー(円建て)です。
すでにバブル期を軽く上回り、史上最高値を窺う展開です。なるほど、どうりで私の株式投資の成績が絶好調なワケです。日経平均が2年ほど膠着している中での逆行高。
<参考>
テック株以外は絶好調であるという事実を知っているか?!
おそらく私に限らず、バリュー株投資派の人には天国のような環境が続いているのでしょう。このバリュー株投資にとって素晴らしい環境は、米国の利上げ終了で宴が終わります。
おそらく、バリュー株投資でキャピタルゲインを取るのであれば、そろそろ売却時期を検討するべきだと思います。
しかし、私は米国の利上げが終了しても、1mm足りとも所有銘柄を売却するつもりはありません。再びバリュー株の暗黒時代が到来しようとも意に介さないつもりです。
その理由は何か?いくつかありますが、やはり日本円への信頼感欠如と、日本という国の底力を信じる相反する複雑な見方です(笑)。
日本がダメになると確信しているのであれば、日本株投資からトンズラして米国株投資をするべきでしょう。しかし、私は日本人と日本の底力を信じています。
このため、所有しているバリュー株が元の木阿弥になっても受け入れる所存です。そもそも 信じた銘柄をB&Hすることで、巨額の含み益が形成されるに至りました。
日本に生まれ育ち、日本と伴に朽ち果てる...。バカみたいに感傷的な投資戦略ですが、こんなのでもバリュー天国の日本ではかなり素晴らしい結果を出せています。
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