お金に色はついていない。
よく聞くフレーズですね。資本主義の世の中では、ごく当たり前の原則です。
良いことをして得たお金でも、悪いことをして得たお金でも、同じ額面なら同じ購買力であることは論を俟たないでしょう。
しかし、本当にお金に色はついていないのでしょうか。各人でお金に対する考え方は異なるかもしれませんが、私の感覚では、お金には明らかに色はついています。
給料と投資で稼いだお金はどちらが尊いのか
いきなり炎上覚悟の話題で恐縮ですが、私は本心からお金には明らかに色はついていると考えています。一般のサラリーマンであれば、給料よりも投資で稼いだお金が尊いでしょう。
投資は虚業というフレーズを聞いたことのある人は多いと思います。一般的には投資で稼いだお金はあぶく銭になりがちです。
そうであれば、投資で稼いだお金は給料よりも価値が低いはず。しかし、私の中では、海千山千の猛者の中で揉まれて稼いだお金は、非常に価値が高いと考えています。
一方、給与所得は「黙っていても」給与が振り込まれてきます。ある意味、これほど楽な収入は存在しないと言って過言ではないでしょう。
イージーに手に入る給与所得と、海千山千の投資家との激烈な競争環境では、稼ぐためのノウハウやエネルギーに格段に差があります。
このため、世間一般の風潮に反して、私の中では給料で稼いだお金よりも、知恵を絞ってかつ強烈な恐怖体験をしながら、投資で稼いだお金の方が尊いと感じています。
お金には色がついていることを実感しよう!
各方面からお叱りを受けそうですが、お金に色はついていないと思うのは素人考えでしょう。前述のように、あなたがサラリーマンなら投資で稼いだお金の方が価値があります。
ただし、稼ぐのに難易度が高い収入ばかりを目指そうと言っているわけではありません。イージーに稼げる医師としての収入に安住せず、他の収入確保に注力するべきでしょう。
収入源を複数化するメリットはたくさんあります。直近ではコロナ禍の際に、このことを実感した医師が多かったと思います。
コロナ禍は大変な時代でした。あっという間にアルバイト医師の首が切られていきました。従来であれば考えられない事態です。コロナ前は首を切られるなど考えられませんでした。
ところが、コロナ禍で状況が一変します。医師としての収入が途絶える、もしくは激減する中で、医業収益の不安定性を実感した方も多いかもしれません。
一方、コロナ禍でも全くダメージを受けなかったのは、医師としての所得以外にも、たくさんの種類の収入源を持っていた人です。
不肖、私もそのひとりです。コロナ禍が明けなければそのまま引退でもいいかな~と思っていたぐらいなので、病院に対する未練はほとんどありません。
収入の複数化がポイント
お金には色がついている...。このことは、収入を稼ぎ出す容易さに比例すると思います。難易度の高い収入とイージーに稼げる収入では、まったく種類が異なるのです。
そして私たち医師にとって医業収入以外の収入を得ることは比較的難しい。だからと言って医業だけのモノカルチャーでは、コロナ禍のような事態では厳しい立場に追い込まれます。
このため、平時から高い高い壁を乗り越えて、収入の複数化を推進するべきだと思います。1本よりは2本、2本よりは3本の方が、より経済的に安定するのは自明の理ですね。
収入を複数化する難易度は高いものの、お金には色がついていると認識することで、難易度の高い収入であっても、やる気を維持できると思います。
現実には色のついていないお金ですが、自分の気持ちの中では副業を重視するマインドを潰さないためにも、お金に色はついていると考えるべきではないでしょうか。
管理人監修の資産形成マニュアル
管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。
その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。
PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。