先日、私の得意エリアでまぁまぁ良い出物がありました。坪単価400万円ぐらいですが、小さな物件のため 1億以下で購入できる小振りな物件です。
この程度の物件であれば現金買いできる層も厚いため、フツーであれば即蒸発するはずです。このため、表に出る前に買付を入れねば!と急ぎの対応をしました。
ところが、懇意の不動業者様からストップが...。曰く、もう少し精査した方が良いとのアドバイス。一体何が起こっているのかと訝ると驚愕の事実が発覚しました。
この物件の所有者は中国人なのですが、コロナ禍で来日出来ない間に、隣地を購入した某不動産業者から土地の半分程度を「詐取」されていたのです...。
手法は以下のとおりです。
- 隣地を購入した不動産業者が土地を分筆
- 不動産業者が自ら分筆した土地間同士の境界を、ナント中国人所有地との境界に設定
- 分筆した本体(=実質的には隣地そのもの)を第三者に売却
- 分筆した残りの土地に、中国人所有物件が数十年前から越境していると主張
- 主張している面積は、ナント中国人の土地の約40%!
- 中国人に対して、借地料および数千万円での土地買取請求
白昼堂々と実施された限りなくクロに近い行為に、開いた口が塞がりませんでした。率直に言って詐取であり、犯罪以外の何者でもありません。
中国人がコロナ禍で来日できないことを利用して行われた犯罪です。これほど悪質な不動産業者が、自宅から数キロ離れたところに店を構えていることにショックを受けました。
懇意の不動産業者様にとっても、初めてみる事例だそうです。しかし、日本は法治国家です。実質的に犯罪行為と言えども、正規の手続きを踏まなければ権利を回復できません。
おそらく中国人がこの物件を綺麗な状態に戻して売却できるのは数年先の話でしょう。それにはかなりのコストがかかります。
もし誰かが間違って購入してしまえば、その人がこの悪徳不動産業者と対峙することになります。さすがに購入者は居なさそう...。
それにしても、このような犯罪行為が白昼堂々と行われるとは、日本の恥以外の何者でもありません。この中国人の日本人に対する感情が、最悪レベルになったことは必至でしょう。
私の立場では傍観するしかありませんが、日本の司法がこのような輩の主張を一蹴してくれることを切に願います...。
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