日本株のラリーが続いています。
1週単位では下落することも多々ありますが、月~年単位で見ると綺麗な右肩上がりです。
おかげ様で、私のバランスシートもどんどん大きくなっています。おそらく給料を銀行預金するだけの場合と比べると、天と地ほどの差がありそうです。
20年ほど前から、私は極力現金を持たないようにしています。手元の現金は、もし収入が無くなっても半年ほど暮らせる程度を下限にしています。
任意のタイミングでの再投資に優位性あり
私は、株式や不動産からの収益をすべて再投資してきました。いわゆる複利運用ですが、客観的にみると複利運用になっていません。
一般的な複利運用は、入って来た現金を即再投資する方法です。一方、私の場合は、再投資するタイミングは即日のこともあれば数年後のこともあります。
何故すぐに再投資しないのかというと、割高なモノを買いたくないからです。銀行預金や株式のDRIP(自動再投資)と言えども、数ヵ月~半年単位での複利です。
このため、仮に数年間手元に現金でプールしたとしても、割安に買えるのであれば資産効率は比較にならないほど任意のタイミングでの再投資に優位性があります。
任意のタイミングでの再投資がDRIPに劣後する可能性があるのは、ひたすら右肩上がりの相場が永遠に続く状況しかありません。
現実社会では考えられない状況なので、より効率的に資産運用に複利効果を発揮したいときには、任意のタイミングでの再投資に軍配があがります。
任意のタイミングでの再投資のデメリットは?
一方、任意のタイミングでの再投資のデメリットはあるのでしょうか。私が考えるデメリットは以下の2点です。
- 市場をウオッチしなければいけないので面倒さ臭い
- 手元にお金があると無駄遣いする可能性がある
①に関しては、株式市場の動きを全く見ずに積立投資をしている人にとっては、少々面倒くさいかもしれません。
しかし、現実的に「買える」チャンスがあるのは、株式市場の情報を見に行かなくても株価が下落していることが分かる状況です。
具体的にはリーマンショックやコロナショックなど、至る所で「株式市場がヤバイらしい」と喧伝されているので、わざわざ株価を見に行かなくても勝手に知らせてもらえます。
また、株式投資をしている人であれば、仮に積立投資やDRIPをしている人であっても、全く株式市場を見ない人は珍しいのではないでしょうか。
このため、「市場をウオッチしなければいけないので面倒」と思う人は、全体の中ではごく少数派だと思われます。もちろん、毎日ウオッチしなければいけないなどあり得ません。
②に関しては、思い当たるフシのある人は意外と多いかもしれません。手元にお金があると使ってしまうのは、人間の悲しい性かもしれません...。
あまりにもお金があると散財してしまう人は、任意のタイミングでの再投資は諦めた方が無難だと思います。まぁ、普通の自制心があれば大丈夫だとは思いますが。
まとめ
私は、手元の現金を半年ほど暮らせる程度を下限としており、それ以上の現金は、株式や物件の購入チャンスがあれば積極的に置換しています。
そして複利効果を高めるために、任意のタイミングでの再投資を実践しています。ポートフォリオに占める株式と不動産の割合が大きいので、現在は居心地の良い局面です。
超長期でみると、人類の歴史が始まって以来、100年以上の期間に渡って価値を維持し続けた通貨はゼロです。長期では通貨価値が減少する前提で資産形成を考えましょう。
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