資産形成の王道は複利の利用でしょう。
昔から複利が持つパワーはさまざまな方法で喧伝されています。


例えば、20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタイン。彼が「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだものこそ、複利なのです。


ご存じのように、複利の持つパワーが巨大です。時間が経過するにつれて、リターンがどんどん大きくなります。その理由は、複利では金が金を儲ける構造になっていることです。


資産形成において、複利の持つパワーを利用しない手はありません。このため、ほとんどの資産形成指南本においても、複利の大切さが説かれています。


銀行預金は複利効果を実感する絶好の機会


しかし、私たちの実生活では、意外なほど複利の持つパワーを実感する機会がありません。昔の日本では、銀行貯金が複利の力を実感する最もポピュラーな方法でした。


金利の無い世界が長く続く日本でも、銀行にお金を預けるだけで10年で2倍に増えるという夢のような時代がありました。それは、1980年代末期から1990年代初頭のバブル期です。


日本中がバブル経済に湧いて、株価や不動産価格が高騰しましたが、これを抑えるために金利も6%程度まで上昇しました。6%の金利とは、12年で預けたお金が倍になる水準です。


リアルに自分の銀行通帳で、どんどん増えていく金額を確認すると、複利の持つ絶大なパワーを身をもって体感できたはずです。


20年以上続いたゼロ金利政策


ところが1999年から始まったゼロ金利政策がすべてを変えてしまいました。途中で小幅に金利が上昇したこともありましたが、基本的には現在に至るまでゼロ金利が続きます。


おそらく現役世帯のほとんどは、ゼロ金利下の日本しか経験無いのではないでしょうか。投資歴が長い私でさえも、ゼロ金利の記憶しかありません。


ほとんどの日本人にとって、複利の持つパワーを体感できるチャンスがほとんど無かったのです。このことは、諸外国と比較して大きなハンディになると思います。


複利を実社会で体得してきた欧米の人と比べると、どうしても刹那的な投資行動を採りがちになります。長期投資を是とする芽が摘んだのがゼロ金利政策の弊害といえるでしょう。


複利効果を学ぶべき時が来た


しかし、2022年から日本でもインフレ基調になりました。残念ながらゼロ金利政策は解除されていませんが、座していれば負の複利が働いてしまう環境になりました。


単に銀行預金しているだけでは、どんどん資産(現金の価値)が減少していきます。このため、インフレに負けない正の複利効果を学ぶべき時期が到来したと言えるでしょう。


まだ銀行預金の利息はほぼゼロなので、複利を体感できるチャンスはあまり無いです。しかし、株式投資の配当金で、疑似的な福利効果を体感することは可能です。


銀行預金の利息が復活するのはまだ先でしょう。それまでの間は株式投資で配当を受け取り、それを再投資することで、複利効果を体感してもいいかもしれませんね。





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