半月ほど前ですが、お盆休みを利用してアフリカのタンザニアに行ってきました。目的はジープサファリでたくさんの野生動物に会うことです。


「サファリ」という言葉は有名ですが、実際にホンモノのサファリに参加した経験のある人はほとんど居ないのではないでしょうか。


実際のサファリはどのようなものだったのか? 本当に動物だらけだったのでしょうか? 今回は私のリアルな体験をお話したいと思います。


赤道直下のアフリカは寒かった!


のっけから意外な報告ですが、赤道直下のアフリカは寒かったです。どれぐらい寒かったかと言うと、朝晩はダウンジャケットが必要なほどです。


アフリカ、それも赤道直下のタンザニアが寒い?ちょっと信じ難い話ですが、実際にとても寒かった。寒い理由は、タンザニアの国土は高地が多いからです。


特にサファリで有名なエリアは軒並み2000m近くある高地です。たしかに昼間は30度ぐらいまで気温が上昇しますが、夜は吐く息が白くなるほど寒いです。


サバンナの朝は早いです。動物たちは気温が上昇する昼間を避けて、早朝や夜間に活動します。このため、毎朝6時頃に出発してジープサファリに参加しました。


この際に一番困ったのが寒さです。アフリカが寒いなんて大袈裟な!と思ってダウンジャケットを持参しなかったのが敗因です。サファリに行くならダウンジャケット必須でしょう。


サバンナは動物だらけだった!


よくテレビなどでアフリカのサバンナの風景が紹介されます。それらの映像では、動物がたくさん居ますね。しかし、実際問題として、本当にそんなに動物は居るのでしょうか?


結論から言うと、至る所に動物が居ました。最初は嬉しくてシマウマ、ガゼル、キリン、象、ダチョウを見る度に興奮していましたが、30分もドライブすると飽き飽きします。


それでは、ライオンはどうかと言うと、こちらも意外なほど多かったです。専属ドライバーが優秀だったこともありますが、最後の方はライオンも飽き飽きでした。


地平線の彼方まで広がる広大なサバンナは動物だらけです。もちろん保護されていることが最大の理由ですが、地球もまだまだ捨てたものではないと感じました。


アフリカの人は大きくない?!


私の中では、米国のアフリカ系の人のイメージはとにかくデカイ!です。このため、タンザニアの人もデカイ人が多いと予想していました。


ところが、予想に反して小柄な人が多くて驚きました。私は170㎝ちょいしかありませんが、それでも平均よりも高くないか?!と思うほどです。


たしかに横に大きな人は多いですが、米国のアフリカ系の人から想像するような感じでは全くなかったのが印象的でした。ただし例外はマサイ族。彼らは極端に背が高かったです。


黄熱病ワクチンは不要だが抗マラリア薬服用は必須


アフリカでコワいのはやはり感染症でしょう。アフリカにはワケの分からない感染症があるイメージですが、実際にはマラリアが最大の脅威です。


このため、アフリカのマラリア汚染地域に渡航する人は、日本出発時点から抗マラリア薬を服用開始する必要があります。


そして抗マラリア薬は、アフリカを離れても1週間服用し続ける必要があります。何故なら体内に入ったマラリア原虫が死滅するまで、それぐらいの期間が必要だからです。


サファリを行う高原地帯は蚊が少なかったですが、インド洋に浮かぶザンジバル島は蚊だらけでした。めちゃくちゃ咬まれたのでマラリア原虫は確実に体内に侵入したはず(苦笑)。


それでも発症しなかったのは、抗マラリア薬のおかげでしょう。ちなみに抗マラリア薬は自費なのでかなり高いです。まぁ命には代えられませんね...。


アフリカに行くと人気者になる?!


アフリカに行くと人気者になる。この言葉には二重の意味があります。まず一つ目は現地の人からの注目度が極めて高いことです。街を歩くと露骨にジロジロ見られます。


サファリの出発点になるのはアルーシャという町です。それなりに大きな町ですが、欧米系はそこそこ居るものの、アジア系はほとんど居ませんでした。


中国人はたくさん居るだろうと思っていましたが、アルーシャも含めてサファリ中に会ったアジア系は数えるほどです。もちろん日本人はゼロでした。


タンザニアでの日本の存在感は皆無でしたが、唯一の例外はトヨタのランクルでした。サファリのジープは100%ランクル。日本車の信頼の証でしょう。日本の誇りだと思いました。


一方、日本に帰ってきてからも「アフリカでサファリに行ってきた」というと人気者になれます(笑)。サファリという言葉はよく聞くけれど、実際に行く人は稀ですから。


日本からサファリに参加するには、時間・体力・お金・勇気・経験の全てが必要です。ちなみに勇気と経験は、治安がかなり悪いので個人旅行にはそれなりの覚悟が必要だからです。


実際、私はタンザニアに行く1ヵ月ほど前から、行くのが
怖くて少し嫌になっていました(笑)。しかし、無事帰国すればそれも楽しい思い出です。サファリに行って良かった!





医師のキャリア革命(オンラインサロン)


「経済的自由」を手に入れるために Facebookを利用した非公開のオンラインサロンに参加してみませんか?



gg - コピー




本サロンの目標は、参加者全員に生涯途絶えることのない "複数の収入の流れ"  を得るための " 学びの場 "  を提供することです。


資産形成マニュアルで、医師が効率よく資産形成を実践するノウハウを公開しましたが、本サロンはそのフォローアップの場と位置付けています。


それぞれの参加者たちが得た知識や体験を共有し、集合知を形成する。集合知は、サロンのメンバーが未知の航海に旅立つ際の羅針盤となる


そのような " 学びの場 "  を

  •  整形外科医のための英語ペラペラ道場
  •  整形外科医のブログ 

​ ​
がタッグを組んで運営します!!
参加希望の先生方は、こちらからお願いします