リスクテイカーと呼ばれることは、投資家としては最高の誉め言葉の1つでしょう。例に漏れず、私も「リスクテイカー」と呼ばれると嬉しいモノです。
実際、私はこれまでたくさんの修羅場でリスクテイクしてきました。主なモノだけで、以下のような実績があります。
- 2004年:ほとんど前例の無い状態で不動産投資開始
- 2008年:リーマンショックで全財産をJ-REITにぶち込む
- 2015年:ほとんど前例の無い状態で宿泊業に参戦
- 2020年:コロナショックで〇億円を株式市場にぶち込む
- 2021年:お先真っ暗な銀行業界に数千万円をぶち込む
傍から見ると、向こう見ずで考えの浅い人間に見える行動ですが、敢えて美化するとリスクテイカーであるとも言えます。
私の周囲に居る投資家仲間は、これらの行動と結果を知っているので、私のことを典型的なリスクテイカーだと思っているようです。
しかし私は、大きなリターンを見込める時にしかリスクテイクしません。それ以外の時には「チキン」に徹しているのが実情です。端的に言うと、石橋を叩いて渡らない。
私が大きなリスクを取りに行くのは、リスクと比べて大きなリターンを得られる可能性がある場合に限られるのです。
一方、ヒトはリスクとリターンを普段の生活ではあまり考えないものです。仕事においてさえも、何となく意思決定しているケースが多いです。
先日、とある秘匿性の高い資料を、社内の誰もがダウンロードできるようにしたいとの要望が上ってきました。
私の感覚では、この資料が万が一にも社外に流出すると、私たちを業界最大手に押し上げてくれた上顧客を失ってしまう巨大なリスクがあります。
確かにダウンロードすると業務効率は改善しますが、得られるメリットは微々たるものです。一方、失う可能性があるモノは巨大過ぎる...。
まさにハイリスク・ノーリターンの典型なのでダウンロード不可を前提として対応策を検討しました。私の経験では現実世界にはハイリスク・ノーリターンの例が珍しくありません。
投資の世界では、ハイリスクならハイリターン、ローリスクならローリターンであるケースが多いです。これは投資の世界には確率で意思決定する人が多いことが要因です。
一方、投資以外の世界では、ローリスク・ハイリターンやハイリスク・ノーリターンである事例が珍しくないです。特に起業する場合には注意が必要でしょう。
ローリスク・ハイリターンならイケイケ!ですが、ハイリスク・ノーリターンにハマってしまうと目も当てられない事態に直面します。
これらの目利きには経験が重要です。高学歴で賢い人でも、リスクとリターンを考える経験が少ないと、ハイリスク・ノーリターンの罠にハマってしまうので注意が必要です。
ハイリスク・ノーリターンの地雷を踏まないためには、常にリスクとリターンを考える習慣をつける必要があります。日々のトレーニングでしか地雷回避はできないのです。
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