日経平均株価が終値でも 4万円の大台を越えました。時価総額加重型のTOPIXと異なり、日経225は株価平均型なので、半導体銘柄などの値嵩株の影響を受けやすいです。


一方、本日の値下がり銘柄数は、東証プライム市場の約 7割にも及びました。決して日本市場全体が上昇したわけではないのです。


私が所有している銘柄群では、今年になってJ-REITが低調です。世間の株高から完全に取り残された感じで割安感さえ漂っている状況です。今回はJ-REITについて考えてみましょう。


J-REITが下落し続ける理由


J-REITが下落し続ける理由はいくつか考えられますが、そのひとつは金利動向です。3月にも日銀はゼロ金利を解除するかもしれないと言われており、相場の足枷になっています。


また、堅調な株式市場も、J-REITには不利な要因です。J-REITの株価を左右するのは、機関投資家の動向です。


機関投資家は、J-REITを一般の株式とは異なるカテゴリ-にしています。現在は一般の株式が上昇傾向のため、機関投資家は一般株式を持たざるリスクを取るわけにはいきません。


このことも、J-REITが軟調になっている要因のひとつではないでしょうか。いずれにせよ、既存ホルダーにとっては厳しい状況が続いています。


今は買い時なのか


全 J-REITの中でも、特に軟調なのが、日本ビルファンド(NBF)やジャパンリアルエステート(JRE)などの大型優良株です。


これらの銘柄群は時価総額も大きいため、機関投資家の持分が高く、機関投資家の投資方針から大きな影響を受けます。


一方、これらの銘柄群の物件スペックが飛びぬけていることは論を俟ちません。つまり、現在はJ-REIT市場に、不合理な状況が現れている時期かもしれないのです。


NBFやJREのNAV倍率は 1弱なので、諸手を挙げて買い出動するべき時期ではないと思います。しかし、明らかな安値にまで売り込まれているので、要注意銘柄と言えるでしょう。





管理人監修の資産形成マニュアル
 


管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。

その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。

PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。



情報教材表紙