生成AIが凄いです。人類の未来を変えるかもしれない期待感がハンパではないですね。株式市場も生成AIブームで席捲されています。


ご存知のようにNVIDIAを筆頭に、OpenAIを擁する Microsoft(MSFT)が凄いことになっています。日本でも東京エレクトロンなどの半導体製造装置企業が恩恵を受けていますね。


さて、これらの今をときめくキラキラした銘柄は、株価が高くなりすぎて一般の人ではなかなか手出しできない状況になりました。


例えば、日本を代表する東京エレクトロン(8035)は、株価が 35000円程度で単位株が 100株なので、投資する最低金額が 350万円です。


東京エレクトロンに投資したくても、資金的に自由度が低くなるため投資しにくいですね。レーザーテック (6920)は 400万円を超えています。半導体関連銘柄は全滅に近いです。


やはり、資金力が少ない素人は、キラキラした生成AIブームに乗れないのでしょうか? ところが意外なところに、安価な投資対象があります。それは、ずばり電力株(笑)。


おいおい、JTC(ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー=伝統的な日本のダメ企業)の代表である電力株が、今をときめく生成AIブームと関係あるわけないだろう。


上記は、ほとんどの人の感想でしょう。もともと電力株はインフラ系なので退屈な株式の代表ですが、2011年の東日本大震災で「オワコン」業界の筆頭に祭り上げられました。


その忘れられたはずの JTC筆頭の電力株ですが、データセンターで使用する電力需要期待で、文字通りロケットのような株価上昇を演じています。



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上記は、電力会社の中で最も財務基盤の悪い北海道電力(9509)です。北海道経済の脆弱さと、積雪や広大な営業エリアのため膨大な維持管理コストを強いられる負け組筆頭格。


そんな万年最下位の北海道電力ですが、生成AIブームによるデータセンターの膨大な電力需要で、文字通りロケットのような株価上昇劇を演じています。


2024年1月からの株価上昇率は、NVIDIA、東京エレクトロン、レーザーテックよりも北海道電力の方が上です。こんな所にNVIDIA越えの銘柄が...。世の中分からないモノです。


私事で恐縮ですが、東日本大震災後の電力株暴落で大量に仕込んだ電力株を一切売却せずに所有し続けています。すでに電力株だけで時価1億円を軽く超えています。


まったく予想だにしなかった株価上昇劇ですが、今後の投資方針は「Hold」です(笑)。感覚的には、大幅調整がいつ始まってもおかしくありません。


どうせ売らないので株価が半分になっても全然気になりません。仮に株価400円ぐらいになってもトントンなので痛くも痒くもない。


電力株への不満は、業績が劇的に向上しているにもかかわらず、配当金が少ないことです。なぜか中三社は60円/年、それ以外は50円/年が上限の状態が今でも続いています。


まぁ、株価がロケット状態なので許すとしましょう。このように意外な所に生成AIブームの恩恵にあずかっている業界があります。皆さんもいろいろ探してもよいかもしれませんね。


【注意】
今から電力株を購入するのは、かなりリスキーだと考えています。すでにチャンスの窓は閉じている可能性が高いので、現時点から始める電力株への投資は全くお勧めできません。






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