6月の一大イベントの1つに、3月決算企業のカタログギフト形式の株主優待ラッシュがあります。今年の私は、約200件のカタログギフトが送られてきます。


毎日のように大量の郵送物が届くので、郵便受に入り切らず手渡しになることが多いです。ゴミの量がハンパ無いですが、株主優待カタログが届くのは嬉しいです。


しかし、今年は株主優待カタログにちょっとした異変が生じています。株主優待カタログの内容が劣化している企業が多いのです。


そりゃ、株主の公平性を担保するために株主優待が縮小されているのでしょと思う方が多いかもしれません。しかし、株主優待の金額が変わっていない企業も軒並み劣化しています。


あれっ?カタログの金額は同じはずなのに、去年よりも(お酒の)本数やグレードが落ちている...。株主優待で 1年分のお酒や調味料を確保している身には切実な話です。


少し考えて、株主優待カタログの金額が変わらないのに質が劣化している理由がなんとなく分かりました。それはインフレのために商品価格が上がったためです。


例えば昨年と今年を比べると、3000円で確保できる食材やお酒は、今年の方が少なくなっています。その影響が如実に出ているのがカタログギフト形式の株主優待なのでしょう。


これが自社製の商品であれば、まだ原材料の値上がり幅を吸収できる余力があるかもしれません。しかし、カタログ形式の場合は予算が決まっているので必然的に質は劣化します。


まさか、こんな所にまでインフレの波が及んでいるとは...。デフレには戻らないでしょうから、この傾向が持続する可能性は高いです。


つまり、企業の立場では、放っておいても自動的に株主優待制度を縮小していくことになるのです。未だかつて、このようなカタチでの株主優待縮小は想定していませんでした。


もちろん株式投資家としては、インフレに負けずに配当が増加してくれれば何も言うことはありません。しかし贅沢を言うと、株主優待もインフレ率程度に増額して欲しいですね。





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