7月1日に2024年度の路線価が発表されました。
毎年、私は所有物件の路線価を集計しています。


参考: 2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年


2024年度の路線価は 2024年1月1日時点を評価時点としています。もはや、コロナ禍の影響は無く、全国平均で前年比2.3%上昇して、3年連続で前年を上回りました。


全国的にも上昇率は拡大しており、2010年以降で最大となったそうです。その影響もあり、今年も私の所有物件の路線価はかなり上昇しました。



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上のグラフは主な所有物件の路線価の推移です。上の9物件が現在も所有しており、下の2物件は売却済みです。


主力 9物件の成績は、全物件が上昇しました。所有物件の上昇率の最高は6.45%で、平均4.6%程度でした。


まだ、2017~2020年の4年間ほどには上昇していませんが、ボチボチ不動産価格は上昇が加速してきそうな予感がします。


一方、既に売却していた下の2物件(大都市郊外立地)は、2極分化しています。片方は観光需要で10%超上昇していますが、住宅地の方は横這いでした。


さて、今年は所有物件の路線価が5%近く上昇しており、更に有価証券担保に差し入れている電力株が暴騰したため、銀行の行内格付けアップが見込めます。


今年12月には某旧帝国大学医学部附属病院前にコンビニエンスストアが開業するため、コインパーキングとくらべてCFが劇的に向上します。


たしかに超円安のため、ドル建てでの国内資産の劣化が激しいですが、円建て価格は上昇傾向にあるため、まだ耐えている感覚です。


医師は高給が多いため危機感が希薄な人が多いです。しかし、株式投資や不動産投資をしているか否かで巨大な格差ができつつあります。


日本円の凄まじい下落に対抗するには、株式や不動産などの実物資産を所有するしかありません。現在のトレンドが続く限り、できるだけ早期に資産防衛を考えるべきでしょう。






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