コロナ禍と前後して発生した地政学的変化。その大きな変化は、米中デカップリングでしょう。ロシアによるウクライナ侵攻やグローバルサウスの台頭は、枝葉の事象と言えます。
日本を取り巻く環境が激変して、良い面と悪い面が顕在化しつつあります。良い面は長期的には日本の地位が上がる、悪い点は短期的には通貨価値下落による社会構造の変化です。
私の中の大局観は上記のような感じですが、実際には自分が生き残らなければ話になりません。マクロの状況を理解しつつ、ミクロの戦術をどうすのか?
ミクロの戦術として、日本社会のインフレ進行と日本円の通貨価値下落にどう対応するのかについて考える必要があります。
現実問題として打てる手は限られています。その方法は、もちろん優良株式や好立地不動産のBuy&Holdです。減価していく日本円を借りて、現物を買うのがベストシナリオですね。
これからの日本社会で、これらの方法論が有効になる可能性が高いことは、広く認知されています。しかし実際には、山あり谷ありであることが予想されます。
具体的に言うと、右肩上がりが続くことはありえず、短期的な調整は100%起こるはずです。短期間の調整どころか、暴落や数年におよぶ下落・デフレ回帰もあるかもしれません。
しかし、超長期で見ると、インフレ+日本円の減価は不可避と考えています。そして、欧米を中心とした200年に及ぶ株式市場の歴史を見ると、株価は物価上昇の動きに遅行します。
その理由は、物価上昇の初期には企業の業績が悪化するからです。しかし数年して物価上昇に耐えうる体力がついてくると、最終的には物価上昇程度以上に株価は上昇します。
私たちが投資するのは、超長期での資産形成目的のはずです。そうであれば、数年単位のマイナスよりも10年後の大きな含み益を重視するべきでしょう。
そして、インフレが加速して企業業績が悪化するステージは、チャンスの窓が開いているとも言えます。この時期はバーゲンセールなので、株式を買い集める絶好の機会なのです。
そのようなチャンスが数年以内にやってくる可能性は非常に高いと考えています。今からタマを仕込んで置きながら、ワクワクして来たるべき時期を待ちたいと思います。
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