先週は、借金の大きな企業には投資妙味があるかもしれないという話題でした。それなら、個人でも借金をした方が有利なのかと考える人が少なくないでしょう。


個人が大きな借金を背負う是非はケースバイケースです。大企業では「借金は善」が成り立ちやすいですが、個人レベルでは必ずしもそうとも限らないからです。


その理由は、大企業と個人では収益力と資金調達力に大きな差があるからです。言うまでも無く、大企業と個人では大企業の方が収益力があります。


ここで言う収益力とは、収益性ではありません。世の中のニーズに対応できる供給力を意図しています。例えば、鉄道株。鉄道業は決して収益性の高い業態ではありません。


しかし、沿線で生活している人にとっては不可欠な存在です。ほとんどの個人は代替えが利きますが、鉄道会社に代替えは利かないです。


このため、もし金利が上がって鉄道会社が危機的状況に陥ったとしても、国は救済策を提示するでしょう。具体的には運賃値上げを容認するはずです。


運賃さえ適切に値上げできれば、日銭を稼げる鉄道会社が倒産することはありません。最終的には運賃値上げによって、国民に負担が転嫁されます。悔しいですが最強の立場ですね。


一方、個人の場合はどうでしょうか。インフレに応じて金利が上昇しても、個人が収益力をアップするのは容易ではありません。個人が大きな借金を背負うのは不動産購入でしょう。


自宅購入では、当然のごとく収益性ゼロなので、金利上昇でキャッシュフローは悪化します。賃料収入が入る不動産投資であっても、賃料はインフレや金利上昇に遅行します。


必然的にキャッシュフローは悪化するので、金利上昇程度によっては破産の憂き目にあう可能性が高まります。大企業で善だった借金は、個人では必ずしも善ではないのです。


もちろん、金利上昇リスクに適切に対応できるのであれば、個人であっても積極的に債務を拡大させても問題無いと思います。実際、私自身はかなり借金したいです(笑)






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