先日、久し振りに不動産投資家仲間で飲みに行きました。もともと医師仲間では飲みに行く機会は激減していましたが、最近では不動産投資家ともあまり飲みに行かなくなりました。


その理由は、単純にあまり会話に新鮮味が無いからです。自分で言うのも何ですが、不動産投資に関して知らないことはほとんど無いので、話していても面白くありません。


そしてもう一つの理由は、同じ時期に始めた不動産投資仲間のほとんど（正確には私以外全員）が社会人を引退してしまい、プータロー 専業家主になっているからです。


たしかに昔から不動産投資で人生アガリは、FIREに至る理想的な道でした。実際、同期の不動産投資家仲間のほぼ全員が FIREを達成したワケですが、話が面白くないのです…。


会社員を早期リタイアして半年もすると話に新鮮味が無くなります。おそらく何もしなくても生きていけるので、新しいことにチャレンジしなくなるのでしょう。


もちろん、彼らは不動産投資に関して百戦錬磨なのですが、こちらも知らないことはほぼ無い状況なので、わざわざ飲みに行こうという気が起こらないのです。


そして、毎日生き馬の目を抜くような感覚で事業経営している身にとっては、不動産投資家仲間の宴席では少し浮いちゃう感じなんですね。


このあたりは、医師仲間との飲み会の面白く無さとは少し違う感覚です。それでは誰と飲むのが楽しいのかと言うと、若い女性を除くと（笑）、自分で事業を回している人です。


事業規模は大きい方が楽しいですが、まだ独立して間もない人であっても、子を見るような感覚で話ができるので、これもまた楽しいです。


ところが、最近になって最も楽しいと感じたのはナント自分の父親でした。私の父は、バブル崩壊時に80億円の借金を背負って会社を倒産させたツワモノです。


それ以来、非課税世帯レベルの収入で20年以上も低空飛行を続けていましたが、数年前から狂い咲き始めたのです。そして、2年連続で父親に年間所得で敗北してしまいました。


先日、帰省した時に父と話したのですが、これがまたメチャクチャ楽しい。なるほど、これだけの経験と覇気があれば、私が年間所得で負けるのも納得です。


ちなみに私の手残りベースの収入は、不動産 ＞ 事業 ＞ 配当 ≧ 勤務医といった感じです。（雇われ）病院長になって多少報酬が増えましたが、全体の2割にも満たない金額です。


父親の姿を見ていると、FIRE何それ？という感じです。同世代の99％が現役を退いているハズですが、傍から見ていると一番楽しそうなのは気のせいではないでしょう。


そして血は争えないと思います。不動産仲間だけでなく医師仲間が全員引退しても、私は現役で働いていそうです…。マグロのように泳ぐのを止めると死んでしまうのでしょう（笑）




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