最近、現金の価値は継続的に落ちていく前提で人生戦略を練り直しています。コロナ禍前は、理論的にインフレ可能性が高いものの、デフレは容易に変わらないと感じていました。


しかし、ここ数年は状況が激変しました。日本円を含めたほぼ全通貨(USDやEURも含めた)の価値は継続的に下落しています。


通貨価値は継続的に下落していく前提で、個人や家庭は長期的な資産形成や人生設計を行う必要性を強く感じているのです。


もちろん「現金はゴミ」とまでは言いません。しかし、現金だけに依存するのではなく、さまざまな資産運用や事業への投資を考えて、将来の不確実性に備えることが求められます。


現金の価値が落ちる影響は、さまざまな分野で発生します。最も分かりやすいのはインフレです。インフレが進むと、物価が上昇して、購買力が低下します。


インフレにより、生活費が増加して、特に低所得者層にとっては生活の負担が増大します。また、企業にとっても、コストが上昇して、利益率が低下する傾向にあります。


この辺りは序の口です。さらに、国家の財政にも影響を及ぼす影響も考えなければいけません。インフレが進むと、政府の支出が増加して、税収が減少することがあります。


一方、インフレによって国家債務が軽くなっていきます。どちらの影響が大きいのか見極める必要がありますが、意外と「国家破産」よりも「財務健全化」に向かう気がしています。


このようなことを書くと、ネット界隈の悲観論者に叩かれそうですが、昨今の急激な日本円の減価のおかげ(?)で、国家債務は10~20%ぐらい軽くなったのではないでしょうか。


私は、日本が健全化しつつあるという、まさかの逆転の発想に賭けても良いのではないかと最近感じています。特に今の子供世代には、意外と輝かしい未来が待っている気がします。


もちろん、この変化でワリを食う人はたくさんいます。その代表は、30~40歳代以上の世代、公務員、年金生活者でしょう。医師は準公務員なので、被害者の一角です。


ここまで書いて、私自身がワリを食う人々の「ど真ん中」に居ることに気付きました(苦笑)。まぁ、仕方ないですが、日本再生の肥やしにならないようにしたいところです。


投資手法に関しては、これまで散々語りつくされてきましたが、節税対策や事業継承では、これまでとは全然異なるアプローチで考える必要がありそうです。


キーワードは「現金の価値は継続的に落ちていく」です。長期の節税対策が意味を成さなくなる一方、短期の対策のコスパが上がるかもしれません。面白い世の中になってきました。





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