骨粗鬆症治療において骨代謝マーカーの使用は非常に有用です。
骨代謝マーカーには、骨吸収マーカーと骨形成マーカーがあります。


  骨吸収マーカー: 尿中NTX、血清NTX  etc.
  骨形成マーカー: BAP、インタクトP1NP  etc.


骨形成マーカーではBAPが有名ですが、最近はインタクトP1NPが保険適応されました。
BAPに比べて反応が早いそうです。


骨代謝マーカー測定目的は、①治療薬の選択 ②治療効果の判定 です。
次回、臨床の現場で多くの整形外科医が行っているであろう骨代謝マーカーの使用方法を記載します。