整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

感染

未だにコロナはインフルエンザよりも死亡率が高い?!

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ケアネットに新型コロナウイルス感染症とインフルエンザとの比較に関する興味深い記事がありました。新型コロナvs.季節性インフル、年齢別死亡リスクを比較/奈良医大 です。


気になる今回の研究の結論は下記のごとくです。

    • 80歳以上で1万7,192例vs.7,531例(同:9,661、95%CI:9,285~1万36)となった。
    • COVID-19とインフルエンザの年間死亡者数の差は、69歳以下では大きいものではなく、70歳以上で有意に大きかったため、高齢者を優先した感染対策が重要となることが示唆されている。


つまり、若年者にとって新型コロナウイルス感染症はインフルエンザと差は無いものの、70歳以上では、新型コロナウイルス感染症は2倍程度の死亡率になるという結果です。


今回の研究期間はオミクロン株が流行した時期です。「軽症が多い」と思われているオミクロン株ですが、依然としてインフルエンザよりも死亡率が高いようです。


今回の奈良県立医大の研究は、新型コロナウイルス感染症=インフルエンザという認識が広がっていることに対する一種の警鐘に思えます。


そうは言いつつも、インフルエンザの死亡率に近づいてきていることも事実です。全体のバランスを考えると、コロナよりも経済を回すことを優先するべきでしょう。


かなりインフルエンザに近づきつつあるものの、未だに高齢者の死亡率はインフルエンザを上回る。正確な知識で日常生活を送ろうと思います。






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従来型ワクチンの4回接種に何の意味があるのか?

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先日、新型コロナウイルス感染症の第4回目ワクチン接種を行いました。個人的には全く接種したくなかったのですが、院内での立場上、接種せざるを得ない状況でした...。


我ながら、同調圧力(?)に屈してしまう典型的日本人だなと苦笑してしまいます。しかし、4回目ワクチンを接種せずに罹患すると、組織統制が崩壊してしまうかもしれません。


そんなダメダメな状況下での4回目接種でしたが、ワクチンそのものは未だに従来型のワクチンです。2年前の武漢株をターゲットにしたワクチンに何の意味があるのでしょうか?


ご存知のように武漢株は流行中のオミクロン株の変異型とは別モノっぽいウイルスです。インフルエンザワクチンでさえ、その年に流行するであろうウイルスがターゲットです。


変異の激しい新型コロナウイルス感染症で、2年前に流行ったウイルスのワクチンを接種する行為にどのような意味があるのか? おそらく誰もが感じている疑問でしょう。


バカげた行為に粛々と従う立場の弱さが嫌ですが、これもサラリーマンの悲哀なのでしょう。たぶん、私のようなサイレントマジョリティが国を間違った方向へ進めるのだろうな。







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不謹慎だか症例の稼ぎ時

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新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るっています。もちろん世間一般ではなく、医療機関をはじめとするインフラ産業に対して、です。


エッセンシャルワーカーである私たちは検査しまくって新型コロナウイルス感染症に対峙しています。皆バカバカしいと思っているのでしょうがお上の方針には従わざるを得ません。


さて、これだけ新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうと、まともに医療サービスを提供することすらままならなくなります。特に整形外科はそのあおりを受けやすい...。


最も影響が大きいのは定期手術です。近隣の基幹病院では、早々に8月の定期手術を中止したところが多いです。ひどい所は、骨折などの外傷症例の受け入れまで絞る始末。


しかしこの状況は、私たち場末病院にとってチャンス到来です(笑)。不謹慎かもしれませんが、第7波で制限のかかっている時期は症例の稼ぎ時なのです。


8月に入って、結構激しく手術をしています。その理由はもちろん近隣の基幹病院から流れてくる症例です。ある意味役割分担ですね。


私たちのような意識のユルイ場末病院まで、新型コロナウイルス感染症への過剰反応で医療体制を縮小してしまうと、本当に医療崩壊を起こしてしまいます。


地域の医療体制を維持するとか考えているわけでは全く無いのですが、とにかく稼げるときに稼ぎまくれ! とばかりに貪欲に必要とされている医療を提供しています。


冷静に考えると、文字を切り取られると炎上しかねない話題ですね...。






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ついに新型コロナを 5類相当に引き下げか?!

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新型コロナウイルス感染症の第7波は収束の気配無く、過去最多の新規感染者数を更新し続けています。その中で岸田首相は5類に近い扱いへ変える案について発言しました。





今回の第7波が収束した時点で、すべての患者を保健所に報告する全数報告の廃止を検討する考えを示したようです。


2類のままでは濃厚接触者の自宅待機のために、感染者すると医療機関が機能不全に陥ってしまうことが問題化しています。


しかしこの発言に関しては、当然のごとく反対の意見もあります。そのひとつに現在の日本の新規感染者数が世界最多であることを挙げる声があります。


なぜ日本が世界最多なのか? 原因は不明ですが、行動制限していない「全数報告」している人口の多い主要国は日本だけという事情がありそうです。


感染のメッカ(?)の米国や欧州は、すでに全数報告を廃止しています。このため律儀に千数報告している日本の新規感染者数が際立っているという皮肉なのでしょう。


安心・安全にこだわり過ぎるとロクなことはないと思います。日本が失われた30年を過ごすことになったのは、目先の痛みを回避する行動に始終したことが原因ではないでしょうか。


岸田首相の方針は、少々遅いとはいえ進むべき方向だと思います。反対勢力が多いでしょうが、是非がんばって欲しいと思っています。






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コロナ第7波が襲来! そして欧米との対応格差に愕然

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新型コロナウイルス感染症の第7波が襲来しています。実は新規感染者数が増加していることを知ったのは、3日ほど前のことです。



発熱外来の患者さんが増加して、また周囲の至るところで「コロナに感染した」という人が続出しているために気付きました(苦笑)。


そもそもニュースをあまり見ず、また新型コロナウイルス感染症の新規感染者数にも興味が無いため、世間の動きに全く着いていけていなかったのです。


本日は東京都で3万人越えしたようですが、実際にはもっと感染者が居るのではないでしょうか。何故なら、もはや一般の人は新型コロナウイルス感染症を全く怖がっていません。


咽頭痛があっても「今、病院に行って抗原検査やPCR検査をされたらマズイことになりそう」となって、自発的に自宅療養しているケースがとても多いようです。


ある意味、理想的な状況とも言えますが、この状況で最も割を食っているのは医療機関ではないでしょうか。律儀に少しでも症状があればバンバン抗原検査するので陽性者続出です。


もはやクラスターという言葉さえ空しく聞こえます。完全に蔓延しているためコロナ陽性者が量産され、日々の業務に支障出まくりです。まさに自分で自分の首を絞めている状態。


現状では 2類相当ではあるものの、どんどん規制が緩和されて実質的には 5類といっても差支えないです。しかし、現場の状況を考えると、更なる規制緩和が必要でしょう。


このままでは現場からスタッフが居なくなってしまい、医療崩壊が現実化してしまいます。しかし、2類を5類に変更すると患者負担が発生するので微妙な問題を孕んでいます。


では世界はどうなっているのか? 少し気になったので外国の状況を調べると、なんと米国や欧州では新型コロナウイルス感染症のモニタリングを停止しているではないですか!


う~ん、さすがの割り切り方です...。ある意味、合理的な考えを実行できる国民性を羨ましく思います。あくまでも濃厚接触者や感染者を社会から排除する日本との差が大きい。


事態がここまで来ると、日本も欧米に倣った現実的な方針に転換するべきではないでしょうか? 「人の生命は地球より重い」では社会が持たないと思うのですが...。






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