整形外科医のブログ

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教育

自分の創作物が国会図書館に収納されている?!

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国会図書館ってご存知でしょうか? 国内で出版されるすべての出版物を収納する施設です。そして収納するのは図書や雑誌だけではありません。


学位論文であれば、海外雑誌まで収納されているのです。私がこのことに気付いたのは、興味本位で自分の名前で検索したときでした。


苦労して英語で書き上げた学位論文が国会図書館に所蔵されている...。インパクトファクター数点台のたいしたことないジャーナルですが、懐かしさがこみ上げてきます。


それ以外にもこれまで作成してきた論文や著書も国会図書館に収納されていました。そしてペンネームで書いた「医師の経済的自由」まで。お買い上げありがとうございます(笑)。


私のケースでは論文や著書の合計で約30件がヒットしました。これが永久に国会図書館に保存されるのか...。自分がこの世に存在した証になるので、何とも言えない気持ちです。


今の時代にあっても、国会図書館ではすべて紙媒体で収納しているようです。国内で毎年発行される書籍は、約 72000冊にも及ぶそうです。


それだけの図書が、毎年新たに国会図書館に収納されることになります。早晩、国会図書館はパンクしそうですね。


早晩、電子媒体に移行するのかもしれませんが、自分の著作物が紙媒体で収納されているのはなかなか乙なモノです。あなたも国会図書館で検索してみてはいかがでしょうか。







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お金を貰ってトレーニングしてもらうお得感!

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本ブログは 2012年4月から始めたので、もうすぐ丸10年になります。これほど長期間に渡ってブログを書いているにもかかわらず、あまり文章が上手くならないのが悩みの種です。


ときどき評判の良い書籍を購入して勉強していますが、自己流を否めません。単著の実績があるにもかかわらず、未だにこんな悩みを抱えているのは非才のなせる業でしょう……。


動画全盛の時代とはいえ、文章を書くのは重要な能力です。むしろリモートワークが普及すればするほど、テキストベースで意図を正確に伝える能力の重要性が高まります。


このため、私は文章を書く能力を向上させたいと切に願っています。何か良い手が無いかと模索していると、非常に素晴らしい方法があることに気付きました。


それは、現在連載中の日経メディカル、ケアネット、m3.comの原稿の校正を、徹底的に読み込む(!)という手法です。


以前の私は、校正された文章をサラッと流し読みして問題無ければ OKしていました。しかし今では、徹底的に文章を読み込んで、なぜ校正されたのかを検討しています。


担当者によって校正のされ方が異なりますが、見方を変えればいろいろな視点で文章の書き方を指導されていることになります。しかも原稿料までいただいて……。


連載を担当していることが絶好のトレーニングであることに気付いた私は、これまで以上に簡潔かつロジカルに書く努力をするようになりました。


今回は、お金をいただいて文章を書くトレーニングをしてもらっている話でしたが、よく考えるとこの手法は医師であれば誰もが既に実践していることに気付きました。


それは、私たち医師の日々の仕事です。患者さんを診察したり手術をすることは、医師としての能力を高めるトレーニングです。そして同時に給料をいただいています。


特に卒後数年は、医師としての実力が明らかに不足しています。それにもかかわらず分不相応な金額をいただいている……。


これなど、まさにお金をいただきながらトレーニングを受けている、の好例でしょう。私たち医師は、そのような恵まれた環境で生きていることに感謝するべきかもしれませんね。





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手術や処置の出血リスク表

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日本医師会雑誌の2022年2月号の特集は、抗血栓薬の使用の留意点でした。手技系の医師にとって興味深いタイトルですね。


高知大学 災害・救急医療学准教授の宮内先生の「抗血栓薬服用時の手術、抜歯、生検」を拝読しました。整形外科でも抗血栓薬服用患者さんの骨折手術は頭の痛い問題です。


今回のキモは日本循環器学会のJCSガイドライン フォーカスアップデート版 冠動脈疾患患者における抗血栓療法の下記の表です。



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この表には各科の手術や処置の出血リスクが分類されています。整形外科をみると、THAとTKAが同じ出血リスク「高」という結構アバウトな分類ですが仕方無いですね。


この表で各手術の出血リスクを判断しつつ、最終的には主治医が一時休薬の是非を判断します。手術手技の危険度や患者さんの状態を総合的に判断できるのは主治医だけです。


ちなみに、私は脊椎の手術から卒業したので、全例を抗血栓薬の一時休薬無しで対応しています。私にとってはあまり意味の無い特集だったかもしれません(苦笑)。





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学位は足の裏の米粒ではない!

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よく学位は「足の裏の米粒」と言われます。周知のように、取らないと気持ち悪いが取っても食えないという揶揄です。


私も長らく学位なんて何の役にも立たないと思っていましたが、最近になってそれは間違いであることに気付きました。高らかに宣言したいです!学位は役に立つ、と(笑)。


なぜ学位が役に立つのか? 私は ①学位そのものの価値 ②学位を取得するまでのトレーニング の2つに分けるべきだと考えています。


①学位そのものの価値は言うまでもありません。親にも自慢できるし、学位が無いと何となくカッコ悪い。う~ん、やはり学位はあまり必要なさそうにも思えます...。


医療業界の中に留まっている限り、過半数の人が学位を取得するため希少価値が低く、学位はあまり価値が無さそうです。


しかし、外の世界に進出する際には学位はそれなりに評価されます。箔をつけるツールとしての価値は健在なのです。医学博士って、響きがなかなかカッコいいと思いませんか?


一方、②学位を取得するまでのトレーニングにこそ真の価値があります。細かく分解すると、論理的な思考能力と文章力です。やはり学位取得者は論理的文章を書くのがうまい!


かく言う私も、最近では物書きのような生活を送っているのですが、文章を論理的に書く技術を習得させてもらったことに改めて感謝しています。


一方、論理的思考能力には限界もあります。ルールが存在する事象においては論理的思考能力は強力な武器になりますが、リアルワールドにおいてはさほど大きな力にはなりません。


リアルワールドでは検討するべき要素が多過ぎて、論理的思考能力が思ったほど役に立たないのです。具体的には起業や投資関係が当てはまります。


起業や投資で結果を出すには、刻々と変化する状況に柔軟に対応していく適応力と、充分とは言えない情報しか無い状況下で適格な判断をする能力が必須です。


しかし、既存のルールの中で戦うフェーズでは、論理的思考能力は強力な武器になります。学位取得はそのような強力な武器を手に入れるための絶好の機会だと思うのです。






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これは革命!DeepLに英語論文そのまま翻訳が登場

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医師SNSスタートアップのQuotomy(クオトミー)から毎週土曜日にメールが配信されます。先週土曜日のメールが秀逸だったのでご紹介します。


こんにちは、クオトミーの大谷です!
2週間前に、DeepLでの英語論文の翻訳についてTipsを紹介しました。ところが、1週間ほど前からDeepLがついに、、、Pdfファイルをそのまま翻訳してくれるようになりました!

やることはDeepLのサイトで「ファイルの翻訳」を選んで、論文pdfを入れるだけ。図や表も含めて、論文の体裁を壊さずに(!!!)新たなpdfファイルとして出力してくれます。

無料版では翻訳ファイル数やファイル容量に制限がありますが、体験としては無料版でも十分に驚きを与えてくれます。

「翻訳」というシンプルな機能1点集中で、ここまで価値提案してくることが凄いです。英語の翻訳という点では、もう困らない世界に到達しました。これからは、論文を訳すのではなく、背景・文脈などを含めて読み解く、理解することが価値になりそうです。

臨床家としては、忙しい中、読むべき論文をどう選ぶか?論文をどう自分の臨床に使うか?この辺り、引き続き重要性が増していきそうです。
 


ホンマかいなと思いながら、DeepLに英語論文をアップすると、、、レイアウトまで同じ日本語論文が出来上がってきたではないですか! まさに革命的な進歩...。


しかもさすが DeepLだけあった、そこそこ翻訳機能も良いです。ほぼ英語論文を読むハードルが消えてしまったと言っても過言ではありません。


このような機能が無料で使用できるとは、アカデミア界隈ではコペルニクス的転回と言って過言ではないでしょう。


DeepLで英訳して自分で校正できる自信があれば、校正をネイティブに依頼する費用さえ不要になります。こりゃすごいわ...。大谷先生、貴重な情報ありがとうございました!






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