日本株のラリーが続いています。
本日の日経225は758円高の終値3万2708円でした。今年最大の上げ幅です。
ここに来て日本株が切り返しているのは、日本の事情ではなく米国の事情です。米国の利上げ観測が後退したため、成長期待の大きい半導体関連を中心に買いが入りました。
日本銀行が10月31日に長期金利の1%越えを容認したことは、ほとんど材料視されていません。イチ日本国民としては、非常に残念な限りです。
しかし、これが現実なのでしょう。日本株であるにもかかわらず、日本固有の事情は考慮されずに米国の金利情勢に固唾を呑む...。ちょっと嫌な感じですね。
ただし、個人投資家の立場では投資で結果を出さなければいけません。このため、日本銀行の方針を横目で見つつも、やはり視線の先にはFRBを注視しなければいけないと思います。
一方、為替に関しても、日本株と同様に米国の長期金利が焦点になっています。1ドル150円で足踏みしているのは、こちらもまた米国の利上げ観測が後退したためです。
こうしてみると、金融関係の事象の多くは米国のFRBの動向に大きく影響されていることが分かります。日本に居るとイマイチ分かりにくいですが、世界の金融の基本は米国債です。
米国債の動向で、多くの金融商品の方向性が決まると言っても過言ではありません。このため、当然のごとく世界中の投資家は常にFRBをウォッチしています。
そして私たち日本人の個人投資家と雖も、やはり株式取引や為替取引をするのであれば、まずはFRBの動向を確認しておくべきだと思います。
FRBの動きをダイレクトに確認するのは難しくありません。Yahoo Finance USなどでもフツーに可能です。毎日FRBの話題が出てくるので、読み流すだけでも雰囲気を掴めます。
コレをしているだけで、日本株をもちろんのこと、米国株の値動きも腑落ちするため「市場の中」で泳いでいる実感を得ることができます。
ただし、あまりにも市場にどっぷり漬かり過ぎると、こらえ性が無くなってフィーリングの売買をしてしまいがちなので注意が必要です。
FRBの動きを息をすうように体感しつつ、それでも株式の売買は自分の投資ルールに従って粛々と実行する...。意外と難しいですが、結果を出すひとつのコツだと思います。
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