一般的に投資系の話題と言えば、株価、為替、仮想通貨でしょう。もちろん、私も毎日これらの指標はチェックしていますが、それ以上に興味深く観察しているものがあります。
それは、日本国債10年の利回りです。私たちのような一般人にとって、日本国債は面白みの無い指標の代表ではないでしょうか。
ほとんど値動きが無く、この10年ほどゼロ~マイナス金利に沈んでいたため、ほとんど金利収入を得られませんでした。メリットが無さ過ぎて興味が湧かないですね。
しかし、機関投資家の立場では全く異なる風景が広がっています。彼らにとって日本国債は運用の基本。その理由は、株式市場とは比較にならない流動性を持つ巨大市場だからです。
鯨である機関投資家にとって、自らの巨大さを気にせずに泳げる市場は、国債市場をおいてほかにありません。国債市場はすべての金融商品の根幹を成す極めて重要な市場なのです。
そして、その国債市場に異変が生じています。以下のチャートは、日本国債10年の10年チャートです。長らく続いたゼロ金利から脱して右肩上がりで金利が上がっています。
2024/11/18現在の利回りは1.08%。永久デフレが囁かれていた暗黒の2010年代からは、想像もできない高金利です。もちろん、諸外国と比較すると、まだまだ低金利です。
しかし、日本も永久に金利の上がらない「特別な国」ではないことが明らかになりました。インフレを止めるためには、金利上昇を容認せざるを得ません。
こうなってくると、投資戦略自体を根本的に見直さなければいけません。株式投資・不動産投資とも、超長期では価格が上昇していく可能性が高いです。
そうであれば、逆張り投資ではなく順張り投資をメインにするべきでしょう。私は素直に20年近く堅持してきた投資戦略をあっさり放棄して趣旨替えしました。
超長期逆張り投資から超長期順張り投資に変更したのです。具体的には、株式や不動産を買いまくって、借金しまくるという昔の日本を彷彿させる投資行動です。
率直に言って、現状は幸先良しです。日本国債10年の利回りが1.08%なので、私が銀行から受けているほとんどの融資金利(10年固定)よりも、かなり上昇しているからです。
つまり、お金をもらいながら借金している状況です。お金(金利)を払って借金するのではなく、お金(実質的な借入金額減少)をもらいながら借金しているのが実情です。
肌感覚では、年間数千万円のお金をいただきながら借金しているという信じ難い状況が現実化しています...。
私の立場でのベストシナリオは、今後10年間メチャクチャ物価が上がって、その後インフレが鎮静化してくれる状況です。
例えば、インフレ率が一時期の欧米諸国並みの10%程度になって、それが10年続いてくれたら最高にハッピーです。このシナリオが現実化すると、まさに濡れ手に粟ですから。
そうは問屋が卸さない可能性は低くありません。しかし、私は人生を掛けて(?)大勝負に出てみました。10年後に泣いているか笑っているのか? 我ながら興味あります(笑)。
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