最近、私の周囲では自宅を買おうとする人が多い印象です。
今は不動産が「熱い」ので、マイホームに接する機会が多いからなのでしょうか。
このような人たちと話をしていて思うことは、マイホーム購入を資産形成と結び付けて考えている人がとても少ないことです。これは非常にもったいなく、かつ危険な状態です。
親から資産継承できない普通の人が大きな資産をつくるためにはいくつかのポイントがありますが、そのうちのひとつに「価値が下がらないものを意識的に購入すること」が挙げられます。
例えば、自宅や自動車などの高額商品では、将来的に価値が上がりそうなもの、もしくは少なくとも価値が下がりにくそうなものを買うことが鉄則です。
言い換えると、これらの大きな買い物を行う際には、リセールバリューを常に意識して購入するべきだということです。買値とリセールの関係に影響する因子は下記の2点です。
- 購入対象は価値が保たれやすいのか
- 購入タイミングは適切か
①は入り口の段階の話です。例えば同じグレードと面積のマンションで、ターミナル駅から徒歩5分で6000万円物件と徒歩20分の4000万円の物件があるとします。
この場合、どちらの物件を購入しようとするかがセンスの問われるところです。多くの人は15分余分の歩くぐらいなら2000万円安い徒歩 20分の物件を購入しようと思うのではないでしょうか。
しかし、私なら迷わず徒歩5分の物件を購入します。何故なら駅近や人気エリアの物件は利便性が高いだけではなく供給が少ないので希少性が高く、資産価値が保たれやすいからです。
私の周囲でも、2004年ごろに自宅を同じ5000万円で購入した人が、駅近物件は15000万円で売却可能である一方、利便性に劣る物件は6000万円でしか売却できないという事例がありました。
両方とも値上がりしているので問題ないと思うかもしれません。しかし、 残債と税金を控除した手残り金額が1億円と3000万円では、ちょっと差が大きすぎると思うのは私だけでしょうか。
これは自動車でも同様です。詳しくはこちらを参考にして下さい。 べつにフェラーリやポルシェでなくメルセデスEクラス程度でも、リセールを考えると一般車よりも安くなる可能性があります。
一方、①でいくら資産価値の保たれやすいモノを選択しても、購入するタイミングを誤ると全く意味がありません。 具体的には、現在の不動産市場でのマイホーム購入は相当アブナイです。
喫緊にマイホームを購入する必要のある方は、不動産市場が落ち着くまで賃貸住宅に仮住まいすることを強くお勧めします。詳しくはこちらをご覧ください。
このように高額商品を購入する際には、資産価値を保ちやすいモノを適切なタイミングで買うことを心掛けましょう。これだけで人生が変わるほどのインパクトが発生すると思います。
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