整形外科医のブログ

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外来診療の気付き

医療機関ならプランBの策定を!

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先日、メイン勤務先の医療機関で電子カルテのサーバーがダウンしてしまいました。これまでも小さなダウンはありましたが、今回は本格的なダウンで数日復旧しませんでした。


普段は電子カルテの存在など気にもかけないのですが、完全に使用できなくなると不便を通り越してまったく業務遂行が不可能になってしまいます。


電子カルテ(+オーダリングシステム)ってこれほど重要なモノだったのか...。泥縄式に紙運用で対応しましたが、必要最低限の治療しか実施不可能でした。


昔、病院が火事になったときには、患者さんの次にカルテを運び出すという話をきいて驚いたものですが、たしかにカルテが無いと診療が始まらないことを痛感しました。


さて電子カルテという医療機関の基幹システムがダウンした場合のプラン Bを策定しておくことは、医療安全上も必須と言えます。しかし現実的には困難を極めます。


院内に予備サーバーを維持しておくなどコスト負担に耐えられませんし、そもそも電力系統のトラブルで電子カルテがダウンする可能性もあります。


ローカルサーバーのトラブルに依存しない電子カルテとしては、クラウド型電子カルテがあります。現時点では診療の継続性を担保するための第一選択になるのではないでしょうか。


もちろん電子カルテの導入時にはリスク管理を考慮して電子カルテの選定をするのでしょうが、実際に大規模にダウンしてしまうと、本物のプラン Bの有無が死活問題となります。


残念ながら今回私が経験した電子カルテのダウンではプラン Bが存在しなかったのですが、人の命を預かる立場なので、泥縄式であってもプラン Bは策定しておくべきだと思います。







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肋軟骨骨折は CTで描出できる!

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肋軟骨骨折は整形外科外来で非常によく見かける外傷です。ただし肋軟骨骨折自体が問題になるケースはほとんど皆無であるため、あまり真剣に考えたことはありませんでした。


ところが先日の患者さんは外観でも明らかな骨性(?)隆起をきたしていたのです。単純X線像では軟骨骨折部は判然としません。そこで CTを撮像してみました。



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すると意外なほど肋軟骨が明瞭に確認できました。画面中央で肋軟骨が骨折しており、中枢側の肋軟骨が皮下に突出していることがはっきりと分かります。


単純X線像では肋軟骨骨折を画像的に確認することを諦めていますが、CTであれば肋軟骨骨折も比較的明瞭に描出可能なようです。もちろん肋軟骨骨折に画像診断は不要ですが...






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豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です








閑古鳥の無くコロナ病床に圧迫されて整形外科医は存在意義を問われている?

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勤務医としての目下の悩みごとは、満床で新規患者さんを受けられないことです。ずーっと満床が続いており、明らかに入院が必要そうな救急患者さんはすべてお断りしています。


この季節に何故そんなことが発生しているのか? その元凶はコロナ病床のためです。第5波の頃に自治体の要請を受けてコロナ病床を大幅に拡張しました。


このため一般病床が圧迫されてしまい、病院としての患者さん受け入れキャパが大幅に低下してしまいました。一方、当たり前ですがコロナ病床は閑古鳥が鳴いています。


新型コロナウイルス感染症患者がほとんど居ないことは喜ばしいことですが、コロナに割いた医療リソースがそのままフィックスされてしまい、一般診療にしわ寄せが来ています。


補助金が出ていることもありコロナ病床が削減される可能性はありません。補助金でラクして稼げるのですが、コロナと関係無いところで戦っている整形外科医には厳しい状況です。


予定手術は何とか回せているものの、外傷症例を全く受け入れられない日が続いており、整形外科医としての存在意義を問われる事態に陥っています。


新型コロナウイルス感染症が登場した頃にも感じましたが、限られた医療リソースを機動的に活用できていない現状に苛立ちを感じてしまいます...。






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初学者が整形外科の外来や救急業務を遂行するにあたり、最もお勧めの書籍です


    



夢の関節注射ジョイクルは使える薬なのか?

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2021年5月に変形性関節症を適応とする関節機能改善薬ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム(DF-HA、商品名ジョイクル)が上梓されました。


ジョイクルは、抗炎症薬ジクロフェナク(DF)とヒアルロン酸(HA)を化学結合させたことで、両製剤の長所を兼ね備えていると言われています。


一見するとなかなか良いアイデアの薬に思えますが、懸念点が2つ存在します。
  1. 重篤な副作用発現
  2. 関節軟骨を温存する効果の有無


①の重篤な副作用発現として重篤なアナフィラキシー反応があります。約 5500名中 10名に発症したとのことなので、決して低い数字ではありません。


アナフィラキシー症状をきたした症例が多発したため、厚生労働省は 6月 1日に安全性速報(ブルーレター)を発出して注意喚起しました。


一方、②の関節軟骨を温存する効果については結論が出ていないようです。ジョイクルはその作用機序からも、関節軟骨保護作用というよりも除痛効果の方が高そうです。


あまりに強力な除痛効果は、シャルコー関節を例に出すまでも無く関節軟骨破壊を進行させてしまいます。”関節機能改善薬”と銘打っていますが関節破壊を助長しては本末転倒です。


2つともなかなか難しい問題なので、チキンな私としては率先して使用しようという気概を持てません。もっと詳細なデータが早く出てほしいところです。






管理人 お勧めの医学書


 
一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。









姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。








腰痛ぐらいで休んでいられない?!

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この1ヵ月ほどひどい腰痛に悩まされています。「ミイラ取りがミイラになる」の典型例ですが、この体験で患者さんはなぜ医師の言うことを聞かないのかが分かった気がしました。



腰痛外来アルアルは、

  • こちらが鎮痛剤を処方したのにきっちり服用していない
  • ある程度の安静指示にもかかわらず守らない
ではないでしょうか。


私も結構な腰痛だったにもかかわらず、例に漏れずロキソニンを服用し忘れていました。あと、腰痛が残存しているにもかかわらず、ボクシングジムに行ったりしています(苦笑)。


ロキソニンを服用し忘れるのは、仕事が忙しくて気付けば寝る前だったというつまらない理由です。また一晩寝るとロキソニンを服用することをすっかり忘れてしまいます...。


毎日コレの繰り返しで気付けば1ヵ月近く経過していました。さすがに心配になって腰椎 MRIを施行したのですが異常所見が無かったので輪をかけていい加減になりました。


腰痛が続いているのに鎮痛剤も服用せず、ボクシングジムに定期的に通う等の不良患者さんが来るとイラっと来ますが、それを地で行っているのが自分です。


毎日忙しくて腰痛なんかに構っていられない!というのが正直な気持ちです。完全に開き直っていますが、意外と困った外来患者さんもこのように考えているのではないでしょうか。







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