整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

外来診療の気付き

フィットキュア・スパインの水袋を簡単に破るコツ

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脊椎圧迫骨折のアイデア商品であるフィットキュア・スパインを愛用している人は多いのではないでしょうか。


ダーメンコルセットやフレームコルセットに、脊椎圧迫骨折の治療での明確なエビデンスが無い状況下では、尚更高額なコルセットを作成することに抵抗感があります。


比較的安価かつ、その場で処方できるフィットキュア・スパインは痒い所に手が届く優れた商品です。しかし、1点だけ難点があります。それは水袋がなかなか破れないことです。


トリセツでは固い台の上で押して破くと記載されています。しかし、全体重を乗せても、破れないことが多く困っています。わざわざ針を刺すのも億劫ですね。


試行錯誤したところ、銀色の外袋ごと床に置いて、靴でバンバン踏みしめると水袋が簡単に破れることに気付きました。ストレス解消にももってこい(笑)。


シーネは外袋で覆われているため、内部は汚れません。この方法を思いついてから、フィットキュア・スパインを装着する時間が若干短縮されました。どうかお試しあれ。







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整形外科研修ノート 改訂第2版



意外と知らない?!長谷川式認知症スケールの特徴

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先日、長谷川式認知症スケール(HDS-R)の勉強する機会がありました。医療関係者なら、HDS-Rは水のような存在です。


しかし、意外と実際にはどのようにして実施するのかや、解釈の仕方はアバウトにしか理解していない人も少なくないではないでしょうか。


世界的に有名な MMSE(Mini Mental State Examination)との比較で、HDS-Rの特徴を調べてみました。MMSEを実施するには、自力で字を書けることが前提です。


一方、HDS-Rは口頭だけで実施可能なので、より認知症の進んだ人にでも実施できると言えます。


MMSEは、言語機能や空間認知機能を必要とする項目があります。これらの認知機能の低下は、主に脳血管性認知症などで現れやすいです。


一方、
HDS-Rは、記憶力を中心とした質問形式で構成されています。そのため、HDS-Rの点数が低い場合は、アルツハイマー型認知症の可能性を疑います。


同じ認知症の検査であっても、HDS-RとMMSEでは用途や目的が微妙に異なるようです。
HDS-Rの点数が低い=アルツハイマー型認知症の可能性が高いと覚えておこう...。






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骨折の保存治療で患者さんに伝えたいたった一つのこと

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骨折の保存治療では、患者さんへの説明がひとつのキーポイントだと思います。自宅での過ごし方をうまく説明できると、要らぬ合併症が低減できるかもしれません。


例えば、鎖骨骨幹部骨折。転位が大きく骨片間が接触していない骨折型では、偽関節化すると治療が厄介です。このため、保存治療にも気合が入ります。


しかし、普段の生活の注意点をどうやって伝えたら良いのでしょうか? 自分が患者さんの立場になると分かりますが、医師に言われたことの10%も理解していない可能性が高い。


つまり、私たちが患者さんに伝えたことのほとんどすべてが守られない可能性があることを認識するべきでしょう。それならどうやって大事なポイントを伝えればよいのでしょうか。


骨折の保存治療であれば、転位させないことが重要です。私は一言「痛みが出ないように生活してください」と言っています。


痛みが出る=骨折部にストレスがかかる=転位する確率が上昇する、というロジックです。痛みが出ないように生活するというのは、患者さんにも理解しやすいワードだと思います。





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豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です








関節注射のスワブでのマーキング法を試してみた

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先日、関節注射の刺入点を見誤らない素晴らしい工夫で、ボールペンを用いて刺入点をマーキングする方法をご紹介しました。


このブログ記事に対して、世田谷の開業医先生から、以下のようなコメントをいただきました。


ぼくは消毒で使うスワブの反対側でマークしてます。どちらがいいというわけではありませんが、スワブの方が持ち替える手間が省けて、気に入ってますがいかがでしょうか?



う~ん、素晴らしいアイデアに思えます。ということで、さっそく試してみました。これまでは以下のステップでした。

  1. ボールペンでマーキング
  2. アルコール綿花で患部をゴシゴシこする
  3. イソジン消毒
  4. 関節注射


世田谷の開業医先生の手法では、アルコール綿花でゴシゴシこする → スワブスティックでマーキング → イソジン消毒になります。


実際にやってみると、慣れるまで少し戸惑いがありました。あと、スワブスティックでマーキングする際に、患者さんが痛がらないように少し遠慮しがちです。


このため、マーキングが分かりにくくなる不具合がありましたが、慣れるとボールペン法よりもスムーズにできるようになりました。世田谷の開業医先生ありがとうございました!







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関節注射の刺入点を見誤らない素晴らしい工夫

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私は、患者さんの体に針を刺すとき、未だに少し緊張します。何年整形外科医をやっているんだと言われそうですね(笑)。


しかし、針を刺す行為は意外と侮れないと考えています。特に肩関節(肩峰下滑液包)の関節注射では、一発で入らずに患者さんを痛い目に合わすことも...。


最初の刺入部位を間違えると軌道修正が大変です。内部を探りながらの軌道修正していると、患者さんの信頼感もガタ落ちです。


このため、一発で至適部位に至適角度で針を刺すワケですが、少しでもずれると痛みの少ない関節注射にはなりません。この際に重宝しているのが、ボールペンを使用する方法です。


このアイデアは、当ブログ内で広島骨接ぎ先生をはじめとする何名かの先生方から教えていただきました。方法は以下のとおりです。


  • ボールペンの芯を出さない状態でペン先を押し付けてマーキングする


ボールペンの芯を出さない状態なのでインクがつかないし、しっかり消毒してもボールペンの先で圧迫した跡は消えません。


更に、患者さんが『ああ、ここに刺されるんだ』という自覚を持つことで、針を刺しても比較的痛みを感じにくい、という魔法のような効果も付いてくるとのことでした。 


それにしても、これほど簡単にできて素晴らしい工夫も珍しいと思います。世の中には頭の良い人が多いものですね。






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