整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

手技

意外と知らない?!長谷川式認知症スケールの特徴

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先日、長谷川式認知症スケール(HDS-R)の勉強する機会がありました。医療関係者なら、HDS-Rは水のような存在です。


しかし、意外と実際にはどのようにして実施するのかや、解釈の仕方はアバウトにしか理解していない人も少なくないではないでしょうか。


世界的に有名な MMSE(Mini Mental State Examination)との比較で、HDS-Rの特徴を調べてみました。MMSEを実施するには、自力で字を書けることが前提です。


一方、HDS-Rは口頭だけで実施可能なので、より認知症の進んだ人にでも実施できると言えます。


MMSEは、言語機能や空間認知機能を必要とする項目があります。これらの認知機能の低下は、主に脳血管性認知症などで現れやすいです。


一方、
HDS-Rは、記憶力を中心とした質問形式で構成されています。そのため、HDS-Rの点数が低い場合は、アルツハイマー型認知症の可能性を疑います。


同じ認知症の検査であっても、HDS-RとMMSEでは用途や目的が微妙に異なるようです。
HDS-Rの点数が低い=アルツハイマー型認知症の可能性が高いと覚えておこう...。






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整形外科研修ノート 改訂第2版



関節注射のスワブでのマーキング法を試してみた

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先日、関節注射の刺入点を見誤らない素晴らしい工夫で、ボールペンを用いて刺入点をマーキングする方法をご紹介しました。


このブログ記事に対して、世田谷の開業医先生から、以下のようなコメントをいただきました。


ぼくは消毒で使うスワブの反対側でマークしてます。どちらがいいというわけではありませんが、スワブの方が持ち替える手間が省けて、気に入ってますがいかがでしょうか?



う~ん、素晴らしいアイデアに思えます。ということで、さっそく試してみました。これまでは以下のステップでした。

  1. ボールペンでマーキング
  2. アルコール綿花で患部をゴシゴシこする
  3. イソジン消毒
  4. 関節注射


世田谷の開業医先生の手法では、アルコール綿花でゴシゴシこする → スワブスティックでマーキング → イソジン消毒になります。


実際にやってみると、慣れるまで少し戸惑いがありました。あと、スワブスティックでマーキングする際に、患者さんが痛がらないように少し遠慮しがちです。


このため、マーキングが分かりにくくなる不具合がありましたが、慣れるとボールペン法よりもスムーズにできるようになりました。世田谷の開業医先生ありがとうございました!







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整形外科医にも看取りの技術が必要?!

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私は場末病院で働いています。
場末病院の役割は何でも屋。地域から求められるモノは何でも引き受ける必要があります。


人工関節はニーズが高いので、年間 100症例程度こなしていますが、それ以外にも何本か収益の柱があります。回復期リハビリテーションもそのひとつです。


しかし、これからの時代は、それだけでは厳しいのも事実です。アフターコロナの医療機関淘汰時代に備えて内部留保を厚くする必要があります。


病床利用率を上げるためには、多少リスクの高い症例も受け持つ必要があります。その結果、必然的に看取りする症例も増加します。


私は整形外科医にもかかわらず、割と定期的に入院患者さんの看取りをしています。看取りの経験を重ねる毎に、やはりご家族とのコミュニケーション能力の必要性を実感します。


そして、それ以外にも一種の胆力が必要です。その胆力とは、自分の受け持ち患者さんがお亡くなりになることへの精神的ストレスに耐える力です。


内科医師にとっては常識的なことなのでしょうが、整形外科医の立場では自分の患者さんが亡くなるのは一大事です。もちろん、終末期にはいろいろ医療行為も発生します。


それらを全てひっくるめて、整形外科医主体で最期まで看取るのは、なかなか辛いと思うのも事実です。しかし、必要とされている業務なのでやり遂げざるを得ません。


人工関節全置換術後に元気に退院していく患者さんを診つつも、もう一方ではご家族を看取りに導く自分が居ます。これほどオンオフの激しい整形外科医は居ないかもしれませんね。








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関節注射の刺入点を見誤らない素晴らしい工夫

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私は、患者さんの体に針を刺すとき、未だに少し緊張します。何年整形外科医をやっているんだと言われそうですね(笑)。


しかし、針を刺す行為は意外と侮れないと考えています。特に肩関節(肩峰下滑液包)の関節注射では、一発で入らずに患者さんを痛い目に合わすことも...。


最初の刺入部位を間違えると軌道修正が大変です。内部を探りながらの軌道修正していると、患者さんの信頼感もガタ落ちです。


このため、一発で至適部位に至適角度で針を刺すワケですが、少しでもずれると痛みの少ない関節注射にはなりません。この際に重宝しているのが、ボールペンを使用する方法です。


このアイデアは、当ブログ内で広島骨接ぎ先生をはじめとする何名かの先生方から教えていただきました。方法は以下のとおりです。


  • ボールペンの芯を出さない状態でペン先を押し付けてマーキングする


ボールペンの芯を出さない状態なのでインクがつかないし、しっかり消毒してもボールペンの先で圧迫した跡は消えません。


更に、患者さんが『ああ、ここに刺されるんだ』という自覚を持つことで、針を刺しても比較的痛みを感じにくい、という魔法のような効果も付いてくるとのことでした。 


それにしても、これほど簡単にできて素晴らしい工夫も珍しいと思います。世の中には頭の良い人が多いものですね。






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患者さんのクレームを解決する魔法の行動とは?

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入院中の患者さんからクレームが出ることがあります。クレームの理由はさまざまで、患者さんのキャラクターも大いに関係ありそうです。


しかし、入院中の患者さんが主治医や病院に対してクレームするのは、実はかなり精神的ハードルが高いです。そりゃ、自分の健康や命を握られているワケですから当たり前ですね。


そんなリスクを乗り越えてまでクレームを入れるには、クレームの直接原因が些細なことであっても、その背後には何か大きな原因があるはずと考えるべきでしょう。


私の場合、その理由は患者さんとのコミュニケーション不足だと考えています。常時20名前後の入院患者さんを担当していると、安定している患者さんは放置プレーになりがちです。


しかし、患者さんにとって主治医はたった一人です。その大事な主治医が滅多に顔を見せないのであれば、不満が蓄積されます。そしてその不満が些細な出来事で爆発するのです。


このことに気付いてから、これまで「こんな些細なこと文句で言うとはクレーマーに違いない」と思うことを止めました。


更に対応策として、直接のクレーム改善はもちろんのこと、訪床頻度を上げて患者さんの不満を解消することにしています。多くの患者さんはこれで満足しておとなしくなります。


訪床頻度アップは、クレーム対策としてかなりの効果を期待できます。クレームが多くなってきたなと感じたら、訪床頻度アップを強くお勧めします。






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